イチゴジャムの孤独 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

イチゴジャムの孤独


焦がされた オーブントースター


無数の眼が オレを見ている


竹やぶからは トマト色した夕暮れ


水分の中からは 酸素の祈り


発狂していく 犬 誰も気づかない


蒸発していく 夢 誰も知りはしない


苦悩の側には 誘惑


銀紙で包まれた ティアラ


幻に終った 王冠


過去に 取り残された ピーターパン


死にいく列車に 無数の汗


無臭から 異臭へ変わる瞬間


物語は 焦ることもせず変化する


クローバーの形をした パンゲア


ひび割れた 彫刻家






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