パレード前の風景 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

パレード前の 熱気の側で


トイレットペーパーの 回る音 


カラ カラ カラ


メルヘンチックな 空気の流れ


真空の洞窟の かする音


ポリ ポリ ポリ


便座の上では 


優しすぎるほどの殺意


行列の上では


悲しすぎるほどの無知


空っぽの ルールが


安っぽい ルールが


路上に 転がって


ころ ころ ころ


風に吹かれて 


コロ コロ コロ


人ごみに踏まれて 背骨の音色の様


ボキ ボキ ボキ


無関心のままで ポップコーンは 弾ける


無意識のままで 風船が 飛び立っていく


パレード前の 熱気の間で 


キミは ベンチで一人 踊っている 


らん らん らん


プラスティックな 感情が溢れ


退屈な 時間の動く音


フラ フラ フラ


空っぽの モラルが


安っぽい モラルが


路上に 散らばって


ゴロ ゴロ ゴロ


雨に打たれて ゴロ ゴロ ゴロ


人ごみに 埋もれて 皆 同じ顔している


ワナ ワナ ワナ


パレード前の


風景







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