ミニチュア | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

ダンボールの中みたいな 高速道路の


路傍で 兵士が彷徨っている


ミニチュアの階段 ミニチュアの遊び


ミニチュアの情熱 ミニチュアの富豪


ミニチュアの息抜き ミニチュアの呼吸


固まれない 湿ったアイデンティティ


数億年ぶりの 無意識な飢饉


電卓をはじく 肖像画が


凍りついていく 白いブレス


豊かさの 蓄積物


浄化できない 棺が燃えている


汗で模られた 骨の模型


才能の発作 人種の心臓 


表現の腐敗 自由型のトランス


人民飛行 


七月の七面鳥


冬に咲く あさがお


我慢し続ける ひまわり


眠たい目を 擦りながら


でも 満足している


幸福の上に地雷 


原始的な憤り 飢える 咬む










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