水溜り | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

通りには 「一番」と書かれたTシャツを着た


外国人が溢れていて


うどん屋の在り処を 


何人もが限りなく聞いてくる


笑えない最中


藍色の 海鮮丼と刻まれた 


暖簾が気ままに 風に舞っている


クルミを 食しただけの 昼食に


鳴っているベルの音は 何?


ここにはなし。


不慣れな ピアノに触れ


嬉しそうに飛び跳ねている アナタは


ここにあり。


さっきまで降っていた 通り雨のせいで


全てが 馬鹿になってしまった


タオルが ずぶ濡れになってしまった


そんなアナタを 一度は 愛してみたかった 


透き通る 水溜りに ずっとカエルが跳ねている


跳ね返る 水溜まりに きっとカエルが跳ねている






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