プレゼント | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

明日にでも 死にいくように


オマエは 何もかもを 買いこんで


オレの部屋へ 詰め込んでいく


くたびれた 大地は ニンニクの臭い


ひび割れた サングラスは 宝石箱の香り


カラフルな ビニール袋を プレゼント


首が回らなくなった 子犬を連れて


今夜 地球の最後を見に行くの?


垂れ流れている 塩水の意味


失われつつある 心の調味料


オレは すべてを殴った


レンガの隙間から 絵画がこちらを見ている


オレも その姿を逃さず 見ようとしている


向こう側から


TVショウから溢れる 自由に殺られて


身動きが 取れないでいる


ソファーの上は フカフカの沼地


解けていく いつもの思い


消されていく いくつもの思い


忘れていく いくつもの幸せ


飛んでいく 昨日までの詩を


小麦畑から 潰れた幸せ


フルーツの中で 泣いていた今日


偽りの側で 腐っていた本音


コンサート会場の裏で 死に急ぐ願いを



 



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