世界のはじまり | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

ナポリタンの 街路樹の上を


サムライが 走っている エアーで


モンブランの 山脈の上を


インディアンが 走っている エアーで


ドレミの 鍵盤の上を


二足歩行の 猿が 走っている エアーで


植木鉢の 戦場の上を


ひび割れた はにわが 走っているエアーで



喜びが 広がって たちまち 人々に 売れた


悲しみが 広がって たちまち 人々に 売れた


憤りが 広がって たちまち 人々に 売れた


和解が 流されるように 人々に はじかれて 死んだ


そこには 人々が 残った


そこには 人々が 集まった


その日から 世界が はじまった


誰もが嫌がる 暑苦しい 夜に



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