低温 | 今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

今永ぴっとの詩集「俺、猿とメルヘンの旅支度」

詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す,旅の途中に綴る詩
~ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す~

回りまわって いつも 同じ場所


寂しさ紛れで いつも 同じ場所


公園の ジャングルジムに 閉じ込められて


届かない想い


戯れている ミツバチの 背中に揺られ


地図の端っこを 確かめに行こう


低温の感情を 裸の感情を


低温の情熱を むき出しの情熱を


橋の麓に 白いバラ


夢のみなもに 白い少年


薄っぺらい 紙飛行機が 飛んでいる


安っぽい あどばるんが 浮いている


巡りめぐって いつも 同じ場所


疲れ果てても いつも 同じ場所


横たわっている 古本のニオイに 焼かれ


ページの 終わりを 刻み込みに行こう


低温の感情で 裸の感情で


低温の情熱で 始まりの情熱で 


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