オーマイリョーマ @應典院 (2018.05.26.19:00) | 大空のゆめ

大空のゆめ

空が大好き。
飛行機も大好き。
舞台も大好き。
好奇心いっぱいで
夢が広がる。

演劇集団よろずやの第28回本公演。


これまでこの劇団で観てきたのは、シリアスなお芝居で、涙を誘うものでしたから、
今回もその延長線上で、ちょっと悲しいところがあるのかなというくらいの気持ちで観に

行きました。
でもその予想は見事に裏切られ、痛快な笑いの塊でした。
主宰の寺田夢酔さん、こんな脚本も書けるのかと驚きました。

 

オープニングから、くすくす、ゲラゲラ笑いっぱなし。
周りの観客を気にせずに笑っていました。
ちょうど私のツボにピタリとはまるような笑いのポイントでした。

フライヤーを見ても、出演者がみんな笑っているでしょう。
そんな舞台です。

 

 

こういう気を遣わずに笑える舞台というのも、面白いものです。
真面目そうに演技していても笑えるというのがいいです。

 

 

そんな中で、あっと驚いたのが、坂本龍馬の妻役の竹田朋子さん。
さすがに劇団の看板女優ですから、いつもは超真面目な役柄が多いのですが、
今日はオープニングから、武士に変装して、こそこそと動き回るという、奇妙な動き。


そして、龍馬が芸者の「お元」と仲良くしているのを見たときの睨みつける視線・表情が、こ

れまで見たことのない雰囲気で、怖いんですが、しかし、「わあ、あんな視線で睨まれた

い」と、思わせる独特な表情でした。さすが役者。演技ですねぇ。

終演後お話したら、普通の方なんですけどねぇ。板の上では、どんな役でもできるというすごい事です。

 

 

ここ2週間ほど、仕事で多忙を極めていたので、今日は90分間ノンストップで笑い続けて、

ストレスが発散できました。

なんと、27日の日曜日の千秋楽公演がまだ、数席空いているとのこと。月曜日の仕事の用

意をしなくちゃいけないので、観に行けないのが残念です。( ;∀;)