虎渓山文化の森プロジェクト (2018.04.30.11:00) | 大空のゆめ

大空のゆめ

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新緑の季節に虎渓山で文化体験。というふれこみで、永保寺で茶会、修道院で演奏会というセットの催しでした。
今回のお目当てはもちろん修道院での演奏会です。

オープニングからアッと驚く未来の大器と思わせる女子が登場。
ウェバーのアヴェマリアを見事に歌いました。弦楽五重奏とのアンサンブルもとてもよく、教会内に響く歌声の素晴らしいこと。驚きましたねぇ。
演奏環境がよかったことを差し引いても素晴らしい歌唱でした。
2曲目は合唱団のうちから4人のメンバーで、Pie Jesu。こちらも水準点の歌唱でした。
伴奏はいずれもアンサンブル・セラの5人の方々。
いい響きですね。久しぶりに弦楽を聴くと心が洗われます。やはり生の音は素晴らしいです。
 
 
そして、いよいよ松原凜子さんが登場。「ふるさと」をワンコーラス歌ってMCが始まります。地元での演奏会でとても嬉しそうでした。

そして、歌唱はモーツァルトの魔笛より夜の女王のアリア。もう鉄板の曲ですね。生演奏で聴くと本当に素晴らしい。ピアノの音響板を全開している横で生歌を教会中に響き渡らせる。要するに、バッハやモーツァルトの時代の音楽の演奏はこんな風だったんだろうなと思いました。まあ、ピアノは当時と比べてずいぶん大きい音が出るようになったので、昔は歌声の方が大きかったのでしょうけど。
 
一曲歌い終わると凛子さん上手袖に下がります。どうなるのかと思ったら、下手袖からバリトンの能勢健司さんが登場してパパパの二重唱。もちろん途中から凜子さんも加わります。
そのあとミュージカル楽曲からウェストサイド物語のsomewhreと、レミゼラブルのオンマイオウン。来年の舞台にはご出演されませんが、やはり、私流では最高のオンマイオウンです。
凜子さんと能勢さんのエンディングは、ふるさとの大変奏曲。素晴らしい響きでした。観客の皆さんは結構お年を召した方が(自分もそうです)多いので、こういう曲は喜ばれるでしょうね。
これで、お二人のコンサートは終了という形。
 
 
次は弦楽アンサンブルとピアノの共演ということで、バッハのピアノ協奏曲第5番からその第一楽章と第二楽章。やはり教会で聴くという環境により、通常のコンサートホールで聴くよりはずっと心に響きます。第二楽章で終わってしまうのはとても残念でした。元々はチェンバロのために書かれた曲ですから、チェンバロ(ピアノの祖先みたいなもの)での演奏を聴きたくなります。
そしてこの後、多治見少年少女合唱団の演奏でした。
 

世界の平和を願ってというタイトルで4曲。
指揮の柘植洋子さんの特徴のある指揮法が目を引きました。でも指導者としても、優しい指導のようで、曲間で子どもたちの立ち位置が上手く転換できなかった時の優しい声かけが素晴らしいと思いました。厳しいだけではだめという雰囲気が、会場を和ませました。
 
 
最後に凜子さんと能勢さんも加わって「タイムトゥセイグッバイ」の大合唱。
これには参った。本当に涙あふれる感動のある歌唱でしたよ。
遠路はるばる、東京からの帰り道に立ち寄ってとてもいい演奏会に巡り合えました。
今日の凜子さんです
 
以上が演奏会の模様でしたが、それに先立つ朝のうちに永保寺に行ってきました。
チケットは修道院で貰うようにしていたので、茶会には不参加でしたが、琴の演奏を聴けたし、新緑に包まれた寺院、庭を満喫しました。