かなり長く動物愛護の活動をやってきました。
で。その活動にもっとも大切なものがわかりました。
それは一人一人の力です。
たぶん、個々の活動は、差がありますが、やろうとするベクトルは、同じはずなんですよ。
ただ、最近では、団体同士がもめたりしていますし、私もその団体を擁護しているととらえられても仕方ないかもしれない発言をして、有名なネット掲示板に登場したこともありますし、それがきっかけで、あり団体で活動していましたが、内部からの反発と、余りに理不尽な意見やそれに対してのフェローもその個人からはないままでしたから、ついに手を引くことにしました。
ようは、私のことを気にくわない人は、それを理由に批判してくださいます。
同じベクトルとかは関係ないままに、自分の意見を言葉を選ばないままに発言されます。
獣医師のみなさんには、動物愛護の連載でこの私の体験を報告します。
こんなんじゃ、変わらないですよ。
動物を第一に思わないと!
って。思うんです。
私の奥さんは、出産前日まで働きました。
さらに、次の妊娠では、双子を流産寸前まで追い込まれるほど診察や夜間の手術の手伝いをしてくれました。腹痛に耐えかねて深夜に病院に行き、絶対安静だと言われました。。
しかし、その状態でも、夜間の電話が鳴ると、
「誰かが困ってるから、出てあげよう。」
と、言ってました。
私は出れませんでした。
その飼い主さんから後日わざわざ電話をいただき、当日の理由を話しました。
「子供作る暇があるなら、診察しろ!」
と、怒鳴られました。
そんな人からの電話に出ようとして、文句一つ言わなかった奥さんは、尊敬できる獣医の一人です。
私たちがどんな気持ちでやっているかも理解されなかったのは残念ですが、最近の日本はちょっとおかしいです。
誰かのために動くなら、その対象に一番重きを置くべきだと思います。
私は動物の活動をやめません。
理由は、やりたいから。
です、いつか日本も変われる日が来ると信じています。