遺伝子検査の会社と契約を結んだ。
「多くの犬の遺伝性疾患を減らしたい。」
というのが両者のゴールで、一致した。
しかし、本当に企業は、疾患を減らす気があるのか?
疾患が減少したらその会社は、検査がなくなるので、仕事にならない。
で、いろいろと聞いていくと、あまり真剣に考えていない。
臨床の世界、患者さんを診る世界にいないで、日本の現状を知らない。
対岸の家事を眺める様なスタンス。
せっかくのご指名だけど、このままだと契約を破棄しようと思う。
動物の命を金儲けに使ってほしくない。
実際、国内のとある会社とは顧問契約をしているけど、
全く自社のメリットにならないのに、私の講演に協賛してくれたり、
応援してくれたりする。
そこで働く人の気持ちが、その会社や企業の表面に滲み出る。
動物病院でもそう。
そこに来ている動物の表情が一番良く反映しているかもしれない。
人間でもそう、心の状態が表情に現れますね。
本気で怒っている時には、鏡を見て笑ってみてください。
ぎこちないですよ。。。。そういうものです。
さて、明日もいい笑顔になれますように…。