仙台の青葉区で17年脳幹ケアをしている佐藤志保子です。
「できる女性」「がんばる女性」のための
脳幹ストレッチをお仕事にしています。
最後の震災ボランティアが終わりました。
4年間、借り上げの被災者住宅だった南小泉のJRアパートへ通い
約80世帯の方々が避難された当初から
ケアをさせて頂きました。
2011年の12月から毎月二回ずつ通い、
今年の3月からは月一回、全84回を最後まで
しっかり取り組めたことは感謝しかありません。
一番最初にサンピアに入所された時から数えると、4年8ヶ月。
脳幹元気ストレッチを受けて頂き、
笑顔が溢れたり、体が軽くなったと喜んでいただけることが、
私たちの喜びでした。
私と姉の二人三脚、時には私のお弟子さんにも手伝ってもらいながら、
暖かい交流が出来たことを幸せに思います。
大きな津波が目の前に現れた時の恐怖や、
自宅が流された喪失感、
家族の安否を確認できない不安や恐れを体験された方々ばかり。
会話の中で、直接そのことに触れることは、ほとんどありませんでした。
体の中に残っている緊張感の凄さが、
その体験がどれほどのものかを伝えてくれていました。
未来への不安や恐怖はどれだけだったでしょう。
それでも、泣いてばかりいられない、笑ってすごさなっきゃねと
互いを励まし合って支え合っておられる姿に、
こちらも元気をいただいたことが何度もありました。
人は諦めなければ必ず立ち上がり、
やり直す強さを持つことができる。
皆さんから、そう教わりました。
いつも笑顔で対応してくださった、会長さんや奥様。
ストレッチを毎回心待ちにしていただいた皆様。
長い間ほんとうにありがとうございました。
脳幹元気ストレッチを愛してくださった方に、
最後に受けていただき、無事に終了することができました。
被災された方々の人生はこれからも続きます。
どうか、皆様に皆様の幸せが訪れますように。
そして、これからの人生がより良きものになりますことをお祈りいたします。
