先日大量にいただいた、バジルは、大好きなペーストにしました。

バジル大量。本には50枚くらいとあるけど、いっぱい。

オリーブ油 1/2カップ
アンチョビー 5枚くらい
ニンニク 1かけ芽をとって
パルメジャーノレッジャーノ 50gくらい
松の実 40g
をカッターでガーとまわして、なめらかにしました。

「1ビン以上出来たよ。すごーい」

味を見て、びっくり。
おいしいし、おまけにいい香りでアシスタントや撮影スタッフがみんなご機嫌に。
ビンに詰めた残りや、カッターのまわりについたやつをなめまくり、
みんなが「おいしい~」と感激する、久々の状況!
「ふん!私の料理より、喜ぶってどういうことよ!」
と思うけど、カロリーの高いばっちりおいしい物って、
そうね~先日のステーキ位だったもんね。仕方がない。

迷わずいつも常備している、ドミニクサブロンのバゲットを解凍し、
しっかり焼いてお出しする。
たっぷりパンに塗るとおいしくて、
バジルをくださった大家さんにも差し入れする事に。
薄めに焼いたバゲットに、ぬって持って行った。

だが、ドミニクサブロンのかたいパンを手に、
大家さんのおばあちゃんに渡す時、気がついた。
「ごめ~ん!固いパンだから、ちぎって、口の中で柔らかくしてから食べてね」
(そんな風に食べておいしいのか?)
「。。。。」
初めてのパンと香りに、ちょっとびっくりしている、おばあちゃん約90歳。
そのあと食べたかどうかは、未調査ですが、
「食パンのほうがよかったかな~でも、食パンだとおいしくないよね」
と、ずーっとアシスタントに何度もきく私。

今度はパンにぬらず、2種類のパンをお届けしようと、思ったのでした。