第4回燻製ちゃん、開催しましたス | 都会と田舎とconnect=つなぐgreensmile(グリーンスマイル)

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全国津々浦々、燻製ファンのみなさま、猿うきゃ、去る6月2日、燻製大好きgreensmileの「全快燻製ちゃん」イベントの第4回を開催いたしました!

全快野菜ちゃん

「目指せ! 100人燻製! 」の旗印の下、2012年の1月14日に第1回を開催してから、この4回目で都合80人以上の仲間が参加くださいました。まずは御礼。
第5回目をもって、念願の100人燻製に到達しそうです。

さて、この度も新馬場「ひもの屋」をお借りして開催した第4回目のリポートをさせていただきます。
店主けんちゃん、ありがとう!
今回は、少し趣向を変え、新しい試みをしてみました。あとは、こちらが予期せぬ、いろいろなプレミアム状態が自然発生しました。

新しい試みとしては
①燻製器が、デカい!
②スモークチップに加えて、ピートをパラパラふりかける
我々の燻製イベントとしては、かなりのゴージャス番です。

こちらが予期せぬプレミアムとは
①まさか!!!参加者が全員女子!
②まさか!!!オモシロ食材の目白押し

そしてやっぱり今回も
「全快」なイベントでした。いえい。

デカい燻製器(デカくん)づくりは、毎度おなじみ聖蹟公園にて参加者自らが作成。
どうやって作るか? はい、こちらは燻製器づくりこの道6か月(←短か!)の不肖黒川豆が、みなさまに懇切丁寧に、厳しく詳しく鬼コーチ、伝授させていただきました。

全快野菜ちゃん

デカくんは、設計が命、キモ、ライフイズビューティフォー。
網を2段にすること、竹串を四方に刺すこと、窓を税妙な位置に開けること、愛情を込めること、このすべてを考えて作らなければいけません。

全快野菜ちゃん

前回(第3回)は、肥後守ナイフの野郎によって流血事件が発生してしまったので、今回は、きちんと軍手をするように鬼コーチは指令をだしました。
が、想定外のモスキート。
石井さんの銅像が建っているヤブから棒、じゃなくて、蚊の軍団が我らめがけて戦闘態勢。
結局流血騒ぎ。
恐るべし品川のモスキート。都会でひょろひょろしているかと思いきや、きっちり吸って帰りやがった。
「この恨みは、きっちり燻製ではらしてやる」と言わんばかりに、参加者のみなさん、いい仕事をしました。

ほれ。

全快野菜ちゃん

立派な燻製器の完成です。

次は食材のセッティングです。初めて会った人たちがチームになって、それぞれが持ち寄った食材をデカくんの中に詰め込んでいきます。
さすが個性的なみなさん。魚介、豆腐、ナッツ、肉、チーズ、野菜、くだもの、洋菓子和菓子(ぎょぎょ)...とても個性的な取り合わせ。
デカくんは、食材のカオス。でもデカくんは、そんじょそこらの燻製器と違い包容力のあるやつです。そして寛大です。

全快野菜ちゃん

さぁ、この混沌。どんな具体に仕上がるでしょうか。
予期せぬプレミアの食材。もうお分かりでしょう? 参加者一の破天荒ゆっちゃん、バナナやらプリンやら、挙句の果てには大福を、お入れになって……、これらを燻してどうなるんでしょうか。それは、後程のお楽しみ。

燻している間は、前回好評でした、「品川宿歴史散策ツアー」withおばちゃんガイドさん(あ、今回おじちゃんもいた)に行ってまいりました。燻製をそう簡単に食えると思うことなかれ、いわんやビールをや。
とりあえず、よい運動をしてお腹を減らしておいでなさい。

全快野菜ちゃん

わたくし黒川豆とスタッフの青ちん、”チームぐんじょう色”は、かまど番。
みんなの食材が無事燻されて燻製となることを見届けるため、かまどの灰やら煙やらをかぶりながらシンデレラ。お姉さんたちごめんなさい、でもガラスの靴を履くまで頑張るの的精神で、燻製器の面倒をみました。

全快野菜ちゃん

奇跡。
燻製が燻し終わるのと、みんながツアーから戻るのが同時。
窯出しをして、宴会っすーーーー。

箱を開けると。ほわぁあああああ。
テーブルに乗せると。ほわぁあああああ。

全快野菜ちゃん

ナンテ素敵な仕上がり。今回はボヤ騒ぎもなく、ゲロマズ食材もなく、美しく仕上がりました。

乾杯!
自分で作った燻製器で、自分で作った燻製を、自分で作ってないビールと一緒に食す幸福を、みんなで味わった瞬間でした。

全快野菜ちゃん

今回は、自分で作ってもいないのに、燻製をつまみにきた仲間を数名お迎えして、飲み会は大勢で楽しみました。
自分でつくった参加者は、ご家族やお友達におすそ分けしたり、時間が経過した後の芳しい燻製を食べてみるために、お持ち帰りもしていただきました。
世界で一つ。燻製だけのお弁当、とか。

全快野菜ちゃん

燻している間、カラメルソースがじょーじょー垂れて懸念されていたプリンも、なんと、しっかり燻された!
お味は……
火事の中、奇跡的に焼け残ったプリン的な。煙たいプリン。

全快野菜ちゃん

女子たちが作った、繊細(+破天荒)美しい燻製をつまみに、今回の宴会は格別なものでした。
参加者のみなさん、ありがとうございました。

なんと、今回はもうひとつ奇跡があって。
ひもの屋さんの外壁に、「6月2日燻製やりますよー」的なチラシを(しかも白黒のね)貼っておいたところ、それを見たお客さんが、飛び込みで参加!
スタッフ感涙でした。ありがとー、コジマン!

全快野菜ちゃん

こんな感じで仲間が増えてきました。こうなったらアメーバ的に増やして行って、都会と田舎を蜘蛛の巣のようにつなげて、on the web 日本を元気にしていきましょう!

燻製イベントは、これからも続けていきます。
アナタの日常に、ちょっとした贅沢をもたらしてくれる燻製。
次回のお知らせは、facebookグループ「greensmile」もしくは、facebookファンページ「全快野菜ちゃん」に掲載していきます。

昨日はかまど番をしたおかげで、いつもの燻製イベントの160%燻製臭で帰宅。
シャワーをした後髪の毛を乾かす気力もなく就寝。
今朝、起きたら、ギリシャ神話に出てくる、髪の毛が蛇のアレがいました。
これも、燻製の奇跡ですね。

さぁ、次は、100人燻製! greensmile仲間一同、みなさまの参加をお待ちしています。

あ、最後に一言だけ奇跡的なひとことを言わせてください。
「バナナの燻製は、実はうまい!」
お後がよろしいようで。