平米ファームキックオフ!!! | 都会と田舎とconnect=つなぐgreensmile(グリーンスマイル)

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4月22日(日)greensmile(略したければ、どうぞどうぞはいどうぞ「グリスマ」とどうぞ)企画の「平米ファーム開墾イベント」を開催しました。
平米ファームとは、グリスマのチャレンジ(グリチャレ)第1号であり、1平米1000円/月(今は、なななななななんと500円)でレンタルできるMy畑のこと。
そのキックオフ! ということで、檜原村に仲間が集いました、いえーい。

全快野菜ちゃん

開墾ですからね、何と言っても。仕上がっているふんわり畑を、ちょいちょい整えるのとは、ワケが違うのデスよ、ワケが。
腕っ節の強い、肝っ玉の確かな、気合いと長靴バッチリの面々がそろい組。

はじめての地下足袋だって履いちゃう。

全快野菜ちゃん

My畑として貸し出すといっても、檜原村の斜面は元荒れ地。人口が減って来た過疎地、限界集落といわれるところでは、耕作放棄地が年々増えています。
自給率足りないっつってんのにニッポン、なんすこのザマは、ぬ! 立ち上がれグリスマ。
ということで私たちは、檜原村の耕作放棄地を開墾し、そこに平米ファームを作って、都会の仲間たちに新鮮野菜を届けるのです。という挑戦をやるのです。
都会の仲間たちは、時々自分の畑に来て、ついでに檜原村で遊んで、村を活性させるのです。
いつも畑の面倒は見れなくて当然。都会でのお仕事がんばってくださいね。
なんといってもグリスマには、田畑平兵衛(こと竹さん)がいますから。彼がしっかり畑の管理をしますよー。

これぞ、田舎と都会をつなぎ、日本を元気にする活動なのだー。ダッダッダダダ。

今回の開墾イベントについて、ご説明いたしましょう。
村到着からハイテンションで、キメポーズ満載のメンバーたち。

全快野菜ちゃん

畑まで、秘湯の混浴みたいな感じで、ぶいーんと行きました(警察さん、このブログ見るべからず)。

全快野菜ちゃん

Let's enjoy farming!
さぁ、開墾。

全快野菜ちゃん

この開墾には、いろんな戦いが潜んでいたことを、この時点では誰も知らない。

まず、根っことの戦い。鍬で耕してスコップで掘り起こしても、出てくるわ出てくるわ、しつこい根。
いやぁ~根ぇ。(座布団もっていけ!) かつてジャングルを切り拓いてコーヒー農園を営んだブラジル渡りの日本人に、比べたら、屁の河童で河童の屁ですが。ぷぷー。

全快野菜ちゃん

そして、デスクワークとの戦い。まぁ、つらい。まぁ息が上がる。まぁ腰がへっぴり。普段の運動不足が露呈。会社の机に向かっているって、こういうことなんだな。

全快野菜ちゃん

それから、傾斜との戦い。山がちな村ですから、畑は斜面に作ります。段々畑にして、丸太で固定。ええーっと、実は、傾斜っていうか、丸太との戦いだったりする。

だって、

全快野菜ちゃん

こんな地獄の底下の方から、チェーンソーで切った丸太をロープで引き上げるんですよ。
じっさんのためならえーーーんやこりゃ。やーーーーーーー。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

で、運び上げる。斜面を登る。BGMは「巨人の星」! 思いこんだら試練の道をー、行くがー、男のー、ど根性♪
(ここだけの話。思いこんだらを、「重い」「コンダラ(という道具)」だと思っていて、星飛雄馬が弾いているタイヤこそが「コンダラ」なんだと、子どものころ思っていました。私だけでは、あるまい!)

ヘビとの遭遇。冬眠を起こしてしまって、ホントごめん。そして、ヘビが苦手なあたしが、逃げてごめん。面目ない。

全快野菜ちゃん

しかし、すごかったのが、この作業中雨が降らなかったこと。天気予報では、「そりゃお前さん、今日は完全に雨だって言ってんだから、農作業なんて、できないできない」と(意訳するとね)言ってたのだから。
私たちグリスマのスタッフは、「小雨バージョン」と「大雨バージョン」で室内でできるコンテンツも用意していたのですが、
できちゃいました。やり遂げちゃいました。開墾。

全快野菜ちゃん

2日前の4月20日は二十四季節で「穀雨(こくう)」。春の恵みの雨が大地を潤し、穀物の新芽を育てるとされている。だから雨が降ったら、「穀雨だね! 」って納得し合おうと思っていたけど、そのシンパイもなく。
神様ありがとう。ひとりで松陰神社を2回参っておいた甲斐があったわ。あ、関係ないね、はい。

こんだけ働いたら、お腹も減ります! あじと竹ハウスに戻って、びーびーきゅうーーーーーー。
畑の恵みと、あと、獣の恵みもちょいと、いただきます。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

麦の恵みと、ぶどうの恵みと、米の恵みもいただいちゃいました。うへへへへ。
大人だからね、働いた後は、くーーーーーーっとね。

開墾を終えると、待ってました! といわんばかりに降り出した雨。
水滴を載せて色をよりくっきりと見せる花を、庭のBBQの煙がもんやり隠す。
その状況を縁側で眺めながら、飲んで語り合う、戦士たち。

ひとりひとりの顔には、「達成感」と書いてありました。

全快野菜ちゃん

飲んで、へろへろ、うへへへへ、となっても、日本を元気にする活動への関心を寄せてくれた皆さん、本当にいい縁で結ばれました。

宴もたけなわのところで、バス時間。
みんなで記念写真を撮って、このイベントを終えました。

全快野菜ちゃん

今回のイベントは、最初っから最後まで、キメてましたねー、みんな。
実はほとんどが、この日初対面。だーけーど、一緒に耕して、同じ釜の飯食って、同じ瓶の酒を飲むと、すぐに打ち解けて、仲間になるもんですね。これぞ! チームビルディング。

きっとずっとずっと昔から変わらない、田舎を包み込む空気には、ヒトを元気にする「何か」が入っているような気がします。
それが、何であるかは。
みんなそれぞれで、答えを持っているのではないでしょうか。
平米ファーム開墾イベント参加の仲間たちも、それぞれの答えを持って、今日から1週間、お仕事に励んでいることと思います。

私も、もちろん、私なりの答えを持っています。

耕した平米ファームには、竹さんが、野菜の種をまいてくれますよー。
だから、近々、畑の様子を見に、行きましょうね。
耕した人も、今回耕せなかった人も、檜原村に集って、また、交通違反して、畑に行きましょう!

全快野菜ちゃん

greensmileのイベントについては、しばらくfacebook「全快野菜ちゃん」もしくはイベント招待にて告知します。
みんなの参加をお待ちしています!

私は、まんまと、あじとの玄関に、カッパズボンを忘れてきたので、近々村を訪ねることになります。
そうか! 神様の仕業だな! 上等!