Fri 230922 ゾロ目4444が迫る/やっと秋/過ぎたるは/京都でブイヤベース 4432回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 230922 ゾロ目4444が迫る/やっと秋/過ぎたるは/京都でブイヤベース 4432回

 まあ諸君、ワタクシ自身びっくりしたんだから、諸君も素直にびっくり仰天してくれたまえ。今回が4432回目、あと12回で我がブログは「4444回」という記念すべき回を迎える。

 

 万が一毎日1回キチンキチンとスーパー勤勉に更新を続けたとしても、ゾロ目♡4444回に至るには、12年2ヶ月が必要。ワタクシはそれをたった15年で達成しようとしている。

 

 それこそ「この日がホントに来るなんて」という感慨が、今からヒシヒシ&ムラムラ、楕円形の今井君の頭脳に去来するのである。ゾロ目♡4444回とは、なんとなんと4がマコトにキレイに4個ずらりと並ぶのである。

 

 普通の人なら「縁起が悪い」とか何とか、4が4つも並ぶことに眉をひそめるかもしれないが、何しろそこは今井君だ。4が4つで「よしよし」とも読めるじゃないか。よしよし、よよんがよんよん、こりゃ5000回達成に向けて、マコトに素晴らしいリスタートになる。

 

 こんなふうに15年、4000回以上にわたって書いてきたって、4けたのゾロ目なんてのは、1111回と、2222回と、3333回、今まで3回しか経験していない。

 

 その3回は、まだ記事ののべ回数を勘定していなかったから、きちんと意識してゾロ目回を迎えるのは今度の4444回が初めて。次の5555回はおそらく達成不可能だろうから、これが最初で最後の4桁ゾロ目、読者諸君も大いに盛り上がって、全国各地で勝手にゾロ目パーティーでも開催していただきたい。

 

「5555回はおそらく達成不可能」という寂しい事情は、決して今井君側の問題ではない。「ブログ」というものを取り巻く世界の情勢のせいである。

 

 あくまで机上の計算であるが、5555回を迎えることができるのは、おそらくは5年後か6年後か、遥かな未来のこと。ツイッターさえ継続困難なこの時代に、重厚長大なブログの世界が5年も6年も後にまだ生き残っているとは、とても思えないのである。

(京都・四条「Petit Poisson」でブイヤベースを満喫する 1)

 

 さて、4の4桁ゾロ目達成が間近な9月下旬、東京にもようやく秋の気配がやってきた。まだまだ蒸し暑さに耐えかねてクーラーが恋しくなるが、朝の気温は25℃、最高気温も30℃ちょい、雨がしとしと降った後はコオロギとカネタタキの声がマコトに力強い。夜10時、渋谷区にはかなり強い雨が降り出した。

 

 するとワタクシはいよいよ「食欲の秋」、昨日も一昨日も近くの街に繰り出して、胃袋の許す限り食べまくった。先週までは「気温高くイモ痩せる秋」だったが、いよいよ「天高く馬肥ゆる秋」の接近。あとは長い秋雨が止んで「天高く」が実現するのを待つだけである。

 

 何しろ今井君には「ハチペイ」という強い味方がついている。渋谷区民限定のハチペイは、なんとなんと「ポイント8%還元」だ。1万円飲食しても、ハチペイで支払えば800円分のポイントがもらえる。渋谷の名犬、わが故郷♡秋田の盟友ハチ公の名前をもらったペイ助である。

(京都・四条「Petit Poisson」でブイヤベースを満喫する 2)

 

 するとワタクシは、「ハチペイ、使えます」というノボリのはためいている飲食店を、くまなく辿ることにするのである。蕎麦屋で、出し巻き玉子に板わさにビール。居酒屋で、クエの刺身に、イカの丸焼き2皿に、冷たい日本酒。スーパーで、そろそろ名残のスイカを2パック購入。そういう生活である。

 

 昨日は、うどん屋でド派手に夕食を満喫した。まず、ちくわの磯辺揚げ2人前。ワタクシの定番♡出汁巻き玉子。エビとサツマイモとエリンギの天ぷら、冷たい日本酒4合。仕上げには、ごぼう天うどん。いやはや「過ぎたるはなほ及ばざるがごとし」。油物の食べすぎでゲップが止まらない。

 

 だって諸君、お店の名前は出さないでおくが、「ごぼう天うどん」、いくら何でもやりすぎだ。ごぼう丸々1本を3等分にぶった切って天ぷらにし、3つの巨大ごぼう天を全部うどんの乗っけちゃったのだ。

 

 こりゃもう、うどんでも何でもない、要するにごぼう丼だ、ごぼう責めだ。うどんなんか味わっている場合じゃない。大木の根のようにゴツいごぼう君を、土臭い例のカホリに耐えながら、ガリガリ噛み砕き、ゴリゴリ咀嚼し、無理やりノドの奥に嚥下する。修行僧の秋の初めの難行苦行にすぎない。

(京都・四条「Petit Poisson」でブイヤベースを満喫する 3)

 

 そこへ行くと、8月17日の京都のブイヤベースは旨かった。「京都でブイヤベース?」と首をかしげる人も少なくないだろうが、間違いでも何でもない、ワタクシは8月17日の夕暮れ6時、京都・四条烏丸からホンの少し南東側に入った小道の店で、豪華ブイヤベースを味わったのである。

 

 店の名前は「Petit Poisson」、お店の位置情報その他は、諸君の方でググってくんろ。カウンター6〜7席と、個室1室だけの小さな店だったが、豪華ブイヤベースは間違いなく旨かった。

 

 ブイヤベースは、マルセイユの名物料理である。今井君はマルセイユが大好きだから、当然ブイヤベースも大好き。のべ40日近いマルセイユ滞在で、本場のブイヤベースを5度も6度も味わった。

(京都・四条「Petit Poisson」でブイヤベースを満喫する 4)

 

 どうしてそんなにマルセイユが好きなのか、分からない。リスボンもアムステルダムもイスタンブールも好きだが、やっぱりマルセイユがいい。エッサウィラもヴェローナもシルミオーネもいいが、ワタクシはマルセイユの長期滞在が推しなのだ。

 

 最初のブイヤベースは、2005年の3月上旬、夜の冷たい雨に濡れながら閉店間近の安いレストランに入り、ラーメンのどんぶりみたいな器の中で熱い湯気をあげるブイヤベースをすすった。マルセイユが好きになったのは、あれがきっかけだった。

 

 それから10年ほど経過して、真夏のマルセイユに2週間滞在。その翌年もまた、夏のマルセイユ滞在を繰り返した。連日のように訪れたのが、マルセイユから海岸通りを歩いて30分ほどの漁村というか何というか、「バロン・デ・ゾフ」という名の小さな集落。ここに「ブイヤベース発祥の店」を名乗る名店があるのだった。

(京都・四条「Petit Poisson」でブイヤベースを満喫する 5)

 

 これもまた詳しくはググってくんろ。「ブイヤベース バロン・デ・ゾフ」でググってもいいし、「ブイヤベース マルセイユ 今井宏」でググってもいい。どっちで検索しても、きっとブイヤベース発祥の名店の話がすぐに読めるはずだ。

 

 おっと、そんな意地悪は言っていないで、店の名は「Fon Fon」、以下の記事をポチッとやってみてくれたまえ。きっと諸君も、マルセイユやブイヤベースにもっと熱い関心を持ってくれるはずだ。特に一番下の記事、マルセイユの今井君が、何とも嬉しそうにブイヤベースをすすっている。

 

Mon 141222 マルセイユ危機2ハツ ネリーとアイリーン メロン(夏マルセイユ滞在記20)

Mon 141229 バロン・デ・ゾフ 缶詰サーディンの意外な美味(夏マルセイユ滞在記27)

Sat 150103 今日こそバロン・デ・ゾフ ロゼ ☞牡蠣 ☞ピザ(夏マルセイユ滞在記30)

Sat 150131 ブイヤベースさまざま フォンフォンで本物を食す(夏マルセイユ滞在記36)

 

 なお、8月16日と17日は、東海道新幹線と山陽新幹線が大混乱に陥った悪夢の2日間だった。台風の影響があったとはいえ、計画運休がカラ振りした直後から大混乱が始まり、前夜の最終電車が翌朝6時半に新大阪に到着するとか、信じがたい大混乱が長時間続いた。

 

 あの悪夢から、すでに1ヶ月以上が過ぎた。例の「ノド元過ぎれば熱さ忘れる」というヤツで、新幹線の運行について、その後何らかの善後策がとられた形跡は見えない。しかしまた間違いなく台風はやってくる。今のまんまで、大丈夫なんですかね?

 

1E(Cd) Ashkenazy(p) Müller & Berlin:SCRIABIN SYMPHONIES 1/3

2E(Cd) Ashkenazy(p) Müller & Berlin:SCRIABIN SYMPHONIES 2/3

3E(Cd) Ashkenazy(p) Müller & Berlin:SCRIABIN SYMPHONIES 3/3

6D(DMv) GASOLINE ALLEY

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