Sat 191214 大阪5連発/2019年も仕事納めへ/鎌倉ウォークと豪華うなぎ 3894回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sat 191214 大阪5連発/2019年も仕事納めへ/鎌倉ウォークと豪華うなぎ 3894回

 一昨日から大阪に滞在している。秋冬シリーズのスケジュールが決定した時からずっと楽しみにしていた、大阪での5連続♡公開授業である。12日が京橋(会場は天満橋)、13日が梅田、18日なかもず、20日が奈良、21日が天王寺。すべて200人から300人単位の豪華な5連発である。

 

 こうして日にちが飛び飛びになっていると、「あれれ、全然5連発じゃないじゃないか」と思うかもしれない。実際、この5連発の間にも激しい東奔西走が食い込んでくるので、14日には福岡、16日と17日には東京に戻って「成城学園前」を「池袋」こなさなければならない。

     (大阪天満橋、約300名の大盛況 1)

 

 特に激烈なのが、18日なかもず→19日神奈川県厚木→20日奈良の3日間。いやはや、超ベテラン北国ジジイこと今井先生は、自らの肉体にビシビシ鞭を打ち、トナカイなしのソリで日本の空を西へ東へ駆け回る。

 

 しかし諸君、例え移動が厳しくても、楽しいじゃないか&楽しいじゃないか、日本中で元気な諸君がワタクシを待ってくれているのだ。福岡だって、300名近い参加者があるし、21日、2019年の仕事納めになる大阪・天王寺は、大阪市立大学の医学部の大教室が超満員になる予定だ。

(これからまだ梅田・なかもず・奈良・天王寺で公演が続く。ぜひ立ち寄ってくれたまえ)

 

 これまでにも増して濃厚&濃密に過ごした2019年の仕事納めだ。大阪でもたっぷりグルメを楽しもうじゃないか。肉も食おう。お好み焼きに串揚げも、今年の食べ納めにしよう。ホントは大好きな生牡蠣をまたまた40個ぐらい貪りたいのだが、残念なことに広島のスケジュールがない。

 

 そこで1211日、大阪に旅立つ前日の今井は、いつもの東京ウォークをさらに贅沢にして、午前の遅い時間帯から久しぶりの「鎌倉ウォーク」に出かけることにした。

     (大阪天満橋、約300名の大盛況 2)

 

 このブログの古くからの読者なら記憶しているだろうが、今井は毎年6月に鎌倉ウォークに出るのである。鎌倉とはかぎらない。三浦半島の先端・三崎漁港とか、もっとギリギリまで三浦半島を南下して、城ヶ島まで行くこともある。

 

 スタンダード的には、江ノ島なのである。6月になって、「そろそろアジサイがキレイだろうな」とウットリすると、矢も盾もたまらず、気がつくと小田急線の特急に乗っている。江ノ島まで1時間、休みの日だから始発の新宿でもうお酒を飲み始め、江ノ島に着く頃にはそれなりにいい気分になっている。

 

 昨年は、江ノ島の入り口から小型の船に乗って江ノ島の裏に回り、「稚児が淵」という船着場から江ノ島の散策を満喫した。昼飯に「ラーメン + カレー」という暴挙に出て、1日で1kgも太っちゃった。当時の様子は下の記事をポチッとやってくれたまえ。

 

Wed 180516 旅行記を一休み/江ノ島で生しらす/稚児ケ淵/暴飲暴食を敢行 M19

 

 上の記事の中の「M19」とは、マジックナンバー19ということであって、10年も前にブログを始めた時の「10年、1日も休みません」「3652回を目指します」という宣言を達成するまで、「あと19回」に迫っていたということである。

       (鎌倉、大仏さまの勇姿 1)

 

 いやはや、懐かしい。あの頃は真っ赤に燃えていて、意地でも毎日必ず1本の記事を書いた。

「日本の若者の読解力が著しく低下している」

OECD内での日本の順位は大きく低下」

「読解力低下は目を覆うほどだ」

マスコミはそう大騒ぎしている。ならば、読む前から結論の分かっている新聞のコラムなんかより、変幻自在な展開を誇る今井ブログの過去記事を読んで、どんどん読解力を向上させてくれたまえ。

 

 ただし諸君、今日がすでに3894回目だ。まもなく3900回に届く。来年中には確実に4000回に到達する。1日につき文庫本6ページ分だ。合計すれば文庫本24000ページ、普通の文庫本なら100冊分。1日に10回分ずつ読んでも、400日かかる。読解力、すげー伸びますぜ。

       (鎌倉、大仏さまの勇姿 2)

 

 しかし今年の夏は鎌倉にも江ノ島にも城ケ島にも行かなかった。何故なのかは分からない。思えば2019年は例年になく雨の多い年で、「アジサイを眺めに鎌倉まで」という気になれなかったのかもしれない。

 

 今回の鎌倉ウォークはいつもとは趣きをかえ、江ノ島を回避した。江ノ島に入っちゃうと、カレーにラーメン、お酒に生シラス丼、鮮魚のお刺身にサザエの壺焼き、そういうふうに進んでくると、ますますお酒の量が増え、スーパー知的なはずの今井をどうしても支えきれなくなる。

 

 そこで11日、新宿駅から私が乗り込んだのは、「逗子ゆき、湘南新宿ライン」。北鎌倉で降り、円覚寺やら建長寺やら鶴岡八幡宮を経由して材木座海岸を目指すルートなら、江ノ島でデロデロだらしなく酔っ払うていたらくにならずに済む。

 

 材木座海岸から砂浜を西に進んで由比ヶ浜へ。ハイソな鎌倉オジサマやら、負けず劣らずハイソな鎌倉夫人やらが、思慮深そうな柴犬をつれて初冬の海岸を散策していらっしゃる。いやはやマコトに鎌倉はハイソであって、私の大好きなごく平凡な雑種犬には滅多にお目にかからない。

       (鎌倉、大仏さまの勇姿 3)

 

 由比ヶ浜からは内陸に入ってひたすら北上、気がつくと目の前には大仏さまが座っていらっしゃる。鎌倉の大仏さま、おそらく15年ぶりぐらいである。

 

 何しろ700年もここにいらっしゃる大仏さまであるから、たった15年ぐらいゼロに等しいのかもしれないが、このワタクシははかない人間に過ぎないから、15年でずいぶんいろんな経験を積んできた。

 

 この15年、訪問した海外の都市は200都市にのぼる。仕事のほうも、大いに頑張った。公開授業は1年に100回だから、15年間で1500回。1回平均200名が参加したとすれば、参加者は合計30万人にのぼる。

 

 いやはや、下界での今井のそれほどの大活躍を遥か眼下に眺めつつ、大仏さまはひたすら静かにここに座っておられた。さすがにホトケサマ、言語を絶した余りにありがたい存在なのである。

(銀座で日本酒600mlを1時間で痛飲した後の、酒酔い今井大仏。コートとスーツの上着を修理に出して、冬の銀座からこのカッコでお家まで帰った。今井大仏は寒さに滅法強いのだ)

 

 あんまりホトケがありがたいから、鎌倉でランチとかディナーとか、そんな食欲をなくしてしまった。時計はまだ15時。日本のメシ屋というものは、17時になるまで意地でも中に入れてくれないから、こりゃ致し方ない、一気に新宿まで戻って、新宿のデパートで晩飯を楽しむことにした。

 

 デパートとは、大仏さまに負けず劣らずありがたい存在であって、ランチを食べそこね、ディナーにはまだ早くて店に入れないというランチ難民やディナー難民を、残らず優しく受け入れてくれる。15時でも16時でも、何にも文句を言わずに「お好きな席にどうぞ」と笑顔で迎えてくれるのだ。

 

 この日の今井が選択したのは、新宿小田急デパートの「宮川本廛」。築地の本店は創業・慶応3年であって、なんと大政奉還の年からうなぎ屋を続けていらっしゃる。「本廛」と書いて「ほんてん」と読む。おお、いかにも由緒正しいのだ。

(宮川本廛、銀座松屋のうな重。おいしゅーございました)

 

 その宮川本廛」が、暖簾分けやら高級百貨店への積極的進出やらを続けて、今や首都圏のデパートならどこでも「宮川本廛」のうなぎが食べられる。この間スーツとコートを修理に出した銀座松屋のうなぎ屋も、やっぱり「宮川本廛」なのである。

 

 しかしこんなにたくさんの暖簾分け&増殖を繰り返すと、「店によって全く味が変わる」「あっちの店では受けられたサービスが、こっちの店ででは受けられない」という好ましくない事態も発生する。

 

 それは我々の予備校でも十分に気をつけていなければならないので、「あっちの校舎とこっちの校舎とで、進路指導の充実度が全く違う」などという事態になれば、学校全体の信用と評判に関わる一大事である。

(宮川本廛、小田急百貨店店。いくらクリスマスといっても「聖夜御膳」というタイトルはいただけませんな)

 

 うなぎに話を戻せば、うーん、銀座松屋に比較して、小田急デパートのほうはどうもゴハンが私に合わない。やわらかすぎるというか、「蒸した?」というか、元のゴハンの楕円の粒が、みんな2つに分裂してしまっていた。

 

 ま、この日だけの現象だったのかもしれないから、いつかもう1度出かけて確かめてみることにしよう。少なくとも、店員さんたちのサービスは懇切丁寧で、特に台湾の人と思われるオネーサマの笑顔と応対は抜群。「もう一度行ってみよう」と心に誓わせるに十分であった。

 

E(Cd) Gunner Klum & Stockholm Guitar TrioSCHUBERT LIEDER

E(Cd) Wand & BerlinerBRUCKNERSYMPHONY No.4

E(Cd) Blomstedt & Staatskapelle DresdenBRUCKNERSYMPHONY No.7

E(Cd) Wand & BerlinerBRUCKNERSYMPHONY No.8 1/2

E(Cd) Wand & BerlinerBRUCKNERSYMPHONY No.8 2/2

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