Thu 091029 まもなく11月、寒気が南下するらしい 11月7日の早稲田祭がどんどん迫る | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 091029 まもなく11月、寒気が南下するらしい 11月7日の早稲田祭がどんどん迫る

 天気予報を眺めていたら、11月に入るとすぐに寒気が南下して、11月3日ぐらいには北日本で雪が降り始めるという予報になっている。おお、今年の冬は、どうやらいつもより早いようである。そういえば、この頃は朝4時から5時まで散歩に出ているのだが、朝5時になっても一向に明るくなる気配もないし、新聞や牛乳やその他いろいろな配達の人たちが出てくるのもすっかり遅くなって、夏の頃には煩わしいほどだったバイクの音さえほとんど聞こえてこない。朝4時5時というのは、つい1ヶ月前までは「すっかり朝」だったのだが、11月を控えて、この時間帯は「まだ怪しい人たちが怪しい行動の締めくくりに励んでいる真夜中の時間帯」に属しているようである。


 盛んに走り回っているのは、配達のバイクではなくて、深夜の雰囲気を濃く残したタクシー。タクシーから降りてくるオジサンたちからも、銀座なり六本木なりの夜の匂いがする。散歩の終わりの頃、朝5時直前に代々木上原駅の前を通過するコースなのだが、新宿からの小田急線か、都心を走ってきた千代田線か、とにかく始発電車で帰ってきた激しいメイクの女性たちに暗闇でバッタリ出会うたびに、まさに「で、で、でたあ」とクマどんの方が震え上がるありさまである。

 

1916
(一昨日のケンカ以来、まだ不機嫌なナデシコ 1)


 そうこうするうちに、夏の終わりから楽しみにしていた「早稲田祭」まであと1週間ほどに迫ってきた。「迫ってきた」どころではなくて、11月7日はまさに来週の土曜日である。前日11月6日が、奈良の大和西大寺駅前で講演会。講演会終了が夜9時過ぎだから、その夜は京都に宿泊の予定である。7日の朝9時に京都を出て、早稲田到着が11時半。早稲田祭の今井の出番が13時ちょうどだから、余裕で間に合うスケジュールなのだが、何だか気分的にタイトな感じがして、少しだけ浮き足立っていないこともない。


 早稲田祭の先行申し込みも順調に進んでいるようである。主催するサークルの学生諸君から1週間ほど前にもらったメールによると、「先行申し込みの数もすでに100名を超え、例年に類を見ない好調さ」であるとのこと。予定の会場は650名ほど収容できる大教室だから、下手をするとガラガラになりかねないので心配していた。満員になりそう、補助席も出そう、おお、これは非常にありがたい。ネットで予約できるようなので、もちろん「当日ブラリと来てみた」でも全く問題はないだろうけれども、心配な人はどんどんどうぞ。「早稲田大学マスコミ研究会」で検索!!である。

 

1917
(一昨日のケンカ以来、まだ不機嫌なナデシコ 2)


 2002年、サッカーアナリストの田村修一氏(早稲田大政経学部の福原ゼミで同窓、教養課程の福原ゼミについてはSat 090711Wed 090715など参照)とツインで講演をしたとき、我々の講演は満員で嬉しかったのだが、お隣の教室の石川ナントカさん講演会(それなりに有名人だったはず)はわずか4名。下の教室では「ハーモニカ同好会」が十数名。どちらも何だか気の毒だった。ああいうことになると、お祭り気分もふっとんでしまいそうである。なお、田村修一氏は雑誌「Number」で先月号/今月号ともにオシムのインタビューをもとにメインの記事を書いている。そちらの方も、ぜひ一読していただきたい。


 11月7日は、13時から14時半まで今井が独演をして、質問コーナーのあとサイン会に移る予定。あくまで予定であって、バカな今井がノリすぎて独演が延長ということになると、サイン会が短くなったり中止になったりしかねないということだったので、そのあたりも気をつけなければならない。愛知からわざわざ来る人もいる。静岡から来る人もいる。ブログを読んでファンになったという人もくる。30歳代とか40歳代の大人の人もくる。もちろん、普段から授業を受けていて「生の今井を見てみたい」という高校生もくるし、「そんなに面白い先生なら、息子に(娘に)ついていってみよう」というパパやママもくる。それなのに、「講演を延長してしまったから、サイン会は中止します」などということは決してできないだろう。

 

1918
(ニャゴロワの機嫌は、長いシッポでわかる。このダラリ状況は、機嫌の悪い証拠である)


 なお、「優先券予約」というのが正確にどういうことなのか、今井自身はよくわからない。こういう催しは、よく長蛇の列になって、会場に座るまでが面倒なのだが、おそらくそういう面倒なことにならないようにネットで整理券を発行してくれるということだろう。とにかく、今井は講演に行くだけだから、問い合わせは「早稲田大学マスコミ研究会」を検索(繰り返しになってスミません)。まあ、学生たちのことだから、「何もかも完璧」とはいかないだろうけれども、そこは大目に見てあげていただきたい。

 

1919
(ネコのわだかまりは、なかなか解けない)


 さらに、慶応義塾大学「広告学研究会」のようなことにならないように、残り1週間、ぜひ気を引き締めてかかりたい。陸の王者であるケイオーの諸君は、東急東横線の日吉駅前や駅構内を全裸で駆け抜け、ホントにスッポンポン集団で駆け抜けて、ご丁寧なことにその様子を女子学生がビデオに収録し、「学生時代の思い出にしたかった」らしいのである。さすが陸の王者。さすが福沢諭吉。「なんーとか、かんーとか、あーおーぎてここにー」、である。


 誤解されては困るのでつけ加えておくが、私は早稲田に劣らず慶応も大好き。慶応の卒業生は、世間に流れている軟派なイメージとはかけ離れた、剛毅で硬派な人たちが多い。慶応ラグビーのプレイスタイルを見れば、それがよくわかるはずだ。さすが「見よ精鋭の集うところ」である。「さえぎる雲なきよ」である。


 だから、今井くんはカラオケで「陸の王者」を熱唱する。ついこの間、東進の超有名講師の皆さんと代々木上原のカラオケで歌った時も、「今井先生の英語の歌を聞きたい」というリクエストにも関わらず(英語の歌のレパートリーは広いし、リクエストがあればフランス語やスペイン語の歌でもこなすのだ)、超有名講師のリクエストを一切無視して「陸の王者」を熱唱。最近は、マイクさえ必要ないほどである。


 しかし、今井クンとしては、「さえぎる雲なきよ」はいいとしても、「さえぎるモノなきよ」の陸の王者たちがスッポンポンで日吉の駅を疾走するのは、イヤである。今回の件は、ま、若気の至り。同情しないことはないが、そういうスタンスは、キライである。申し訳ないが、今井向きではない。彼らは、「ミス慶応コンテスト」で有名な軟派サークルの極であるが、おかげで伝統と実績を誇る「ミス慶応」は「今年限り」になりそうな、寂しい話になってしまった。


 我々は、あくまで硬派でいきたいのだ。今年で終わりのミス慶応なんか見に行くより、クマおじさんのクマ話で爆笑しに来たまえ。「宇宙征服」のサインをもらいに来たまえ。最後につけ加えるが、サインには、できれば今井の著書を準備すること。Tシャツの背中とか、まして「お腹にお願いします」とか、ブランドもののバッグとか、そういうのは反則である。そんな恥ずかしいことを平気でやっているようでは、慶応のスッポンポン君たちを嗤っていられない。おお。

1E(Cd) Barenboim, Zukerman & Du Pré
:BEETHOVEN/PIANO TRIOS, VIOLIN AND CELLO SONATAS 6/9
2E(Cd) Barenboim, Zukerman & Du Pré
:BEETHOVEN/PIANO TRIOS, VIOLIN AND CELLO SONATAS 7/9
3E(Cd) Barenboim, Zukerman & Du Pré
:BEETHOVEN/PIANO TRIOS, VIOLIN AND CELLO SONATAS 8/9
4E(Cd) Barenboim, Zukerman & Du Pré
:BEETHOVEN/PIANO TRIOS, VIOLIN AND CELLO SONATAS 9/9
5E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 1/10
8D(DvMv) A ROOM WITH A VIEW
total m162 y1527 d3770