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ゴール達成(志望校合格)に向けて、動けない理由

子どものころに、親子関係がしっかりと築けていない人が、増えてきている

●子どものころに、親子関係がしっかりと築けていない人が、増えてきている

先日、家内の知り合い宅の持ち寄りパーティに入って来たんですね。

ダンナさんが、アメリカ人ということもあって、お二人ほどアメリカの方がいらっしゃってました。

皆さん日本語も流暢で、そのうちのお一人が、大学で学生や先生たちのカウンセリングをされている方でした。

その方が、

『最近、学生と話をしていて、子どものころに親子関係がしっかりと築けていない人が、増えてきているような気がします。原因はよく分からないですけどね・・・』

というようなことを、おっしゃってました。

どんなところで、そう感じてらっしゃるのかお聞きすればよかったのですが、残念ながら他に会話が流れてしまって、聞き逃してしまいました。

親の養育スキルが、子どもの社会的スキルに関連している

というような研究報告もあるので、そのあたりのことを感じてらっしゃるのかもしれません。

そう考えると、近年、親が子どもの行動を理解し、子どもがよい行動を学習し実行するのを助けるために必要な養育スキルを学ぶセミナーなどが、増えてきているのも納得できます。

子どもが乳幼児のころから、しっかりと学び研究することが理想ですが、子育てに遅いということはありません。

お子さんの受験というのは、

・親や先生が発する言葉や態度が、子どもの無意識に与える影響
・良好な親子関係を良好にする、コミュニケーション方法

を学なぶ絶好のチャンスです。

しっかり学べば、目先の合否に囚われず、子どもの自己肯定感を育むことも可能です。

まずは、このあたりから勉強されてみてはどうでしょうか。

「考える力育つ子育て講座:聴き方編」

難しいと言われた会社へ就職できました。

難しいと言われた会社へ就職できました。

今回は受験とは関係ありませんが、「やる気を出し、それを維持する」といった面では、望む就職ができるのも、原理は同じなのでちょっと記事にしました。

もう2年前になるのかな。

九州大会に出場する部活の生徒さん3名と、その保護者の方に、やる気が出てくる正しいゴール設定の仕方について、ミニミニセミナーを開催したことがあります。

2~3時間の短いセミナーでしたが、来たときには自信なさげだった3人が、帰るころには鮮明なビジョンを持って帰ったのを、今でも覚えています。

そのビジョンに、過去の記憶を貼り付けるとどうなるか。

これが、表情からして違ってくるんですよ!

人は、鮮明にイメージできるものしか手に入れることができない。といわれています。

これは身近なことに例えると、容易に想像できます。

例えば、新しいTVが欲しいと思うと、あなたの脳の中でどういうことが起こっているでしょう。

欲しいTVで、好きな映画を高音質で見ている姿などのイメージが、無意識のうちに湧き始めているはずです。

欲しくて、欲しくて、欲しくてたまらないものほど、そのイメージは強くありませんか?

実は、入試も部活で活躍するのも、原理は一緒です。

キーワードのひとつが、ビジョンなのです。

同じ方法で、私は禁煙とダイエットに成功しています。

おっと、これはちょっと、横道にそれました。

それはさておき、そのときの内容が、かなり印象深かったようで、一人のお母様は、上の娘さんの就職活動のときにも、セミナーで学ばれたことを実践されたそうです。

結果、娘さんが通われている大学からは採用されるのは難しい、といわれている大手銀行の現地採用枠1名に見事パスされたとの話を、風の便りで聞きました。

娘さんのビジョンを信じるお母さんからは、

「そんな難しい会社、あなたには無理よ」

なんて会話は、一切なかったはずです。

そして、きっと「会社に就職すること」をゴールとして、設定はしていなかったはずです。


今、就活に失敗しての自殺者が増加しているそうです。

若ければ、若いほど、いろんな可能性があるのに、それを信じることができない子が増えてきているのでしょう。

そんな記事を読むと、なおさら正しいゴール設定の重要性を、訴えられずにはいられません。