受験の悩みや不安を解消、やる気を引き出し、受験生のメンタルサポート。 -5ページ目

彼が話す言葉に、力がみなぎっていく!!

彼が話す言葉に、力がみなぎっていく!!。

「1ヵ月後にまた報告の電話をします!」

という元気な声を聞いてから、ほぼ一ヶ月。

昨日、約束どうおり電話をしてくれました。

電話の主は、私が学習塾をしていたころの生徒で、もう高校3年生です。

今は他県に住んでいるのですが、こうやって電話をしてくれるとは、本当に嬉しいものです。

時間が経つのも忘れて、気がつけば1時間ほど話しておりました。

前回、目標設定したゴールは達成できない可能性が高いようですが、それでも大満足の様子です。

目に見える結果は達成できずとも、目に見えないものは手に入れることができた達成感です。

詳細はお話することはできないのですが、ひとつだけ、どうしても書いておきたいことがあります。

彼の成長が嬉しくて、嬉しくてたまらないのです。

以下、彼が電話口で話してくれたことです。


『1先生に電話するまでは、気がつかなかったんだけど、こうやって話していて、親に感謝しなきゃなーって。

こうやって、高校に通って、好きな部活やれて、勉強できるのも、楽しい学園生活が送れたのも、両親が学費を払ってくれるからだって。

そのお金で、ひょっとしたら両親は、自分たちが欲しい物を、いろいろ買えたわけじゃないですか。

それをガマンして(学費を払ってくれて)。弟だって、何か買いたい物、ガマンしてくれたかもしれないし。

これからだって、大学行くわけだけど、何百万のお金がかかるわけじゃないですか。

ほんと、親に感謝しなきゃなーって。思うんです。

もう、昔みたいにバカやりませんよ。もう、大丈夫です。』

中学生のころを知っている私は、彼のこの成長が嬉しくてたまりません。

親のありがたみを諭して理解するのではなく、もともと自分の心の奥深いところにあるものを、それを自分で力で、引き出してくることができるようになった、彼の成長が嬉しくてたまりません。

『先生と話して、今後どうするか決心がつきました!』

と、話してくれた彼。また1ヶ月ほどしたら電話くれるそうです。

受験を控え、11月までは部活も頑張るという彼。さらに大きく成長してくれそうです。

また、評価や判断を脇に置いて聴くことで、彼の言葉に力がみなぎっていくのを、実感した彼との対話でした。

あ、でもわが子には、なかなか評価や判断を脇に置いて「聴く」のが難しいです。

意識してないと、知らず知らずの内に『訊く』(詰問)になってしまいます(汗)

第1志望校合格のための時間管理術

第1志望校合格のための時間管理術

大人になって、学校でも指導して欲しかった!と痛感したことのひとつに、時間管理術・手帳の使い方があります。

こんなものは自分で研究するものかもしれないのですが、自分の目標と、それを達成するための行動を結びつけるためにも、時間管理術・手帳術はとても大切なことなんですよね。


でも、学校ではせいぜい、テスト前10日ほど前に配布された予定表に、直前の予定を書き込む程度しかしていませんでした。

長期計画でも、せいぜい夏休みくらいです。

今は、昔よりも指導が充実してきているようですが、それでも学校の先生たちには、そこまで指導する時間的余裕はありません。

でもすね、これって、今の時代、昔の読み書きそろばんの実学と同じくらい、重要だと思いませんか?

自分のやりたい夢や目標を達成していく人は、必ずといっていいほど、時間管理術・手帳術に長けています。

また、手帳に日々の振り返りを書くことで、問題意識も高まってきます。

塾では、そういう時間を、毎回の授業の終わりに10分ほどとってました。

はじめのころは、一言で終わってしまうような簡単な振り返りしか書けなかった子も、毎回書いていくうちに、必ず書けるようになります。

そのノートを持って、受験本番に望むわけです。

上手くいったこと、失敗したこと、すべて書き込まれています。

それまで自分ががんばってきた過程が、書かれているわけですから、これほど勇気づけてくれるものはないでしょう。

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子どものやる気を育むコツ

子どものやる気を育むコツ

つい半月ほど前までは、ジャンバーが必要な日もあったのに、いつの間にこんなに暖かくなったのと思う陽気が続いてます。

この時期、受験生がいるご家庭では、共通した悩みがあるようです。

それは、「受験生としての自覚」に関しての、親と子の認識のズレから生じる悩みです。

親の立場としては、3年になった時点で「受験生としての自覚」を持って勉強に望んでほしいと、思っています。

一方、子どもの方はといいますと、部活を引退するまでは、受験勉強どころではありません。

大人は、もう1年しかない。と考え、子どもは、あと1年ある。と考えます。

公立高校の入試を、入試を定期テストに例えていうなら、

・夏休み前が、定期テスト3ヶ月前。
・夏休みが終わると、1ヶ月前。
・冬休みが終わると、1週間前。


というのが、大人の感覚です。

でも、これを子どもたちに、いくら言葉で説明しても、ピンとこないのが普通です。

それで、親御さんのイライラが募ってくるわけです。

そもそも、大人と子どもでは、時間の感じ方がまったく違います。

つまり、計るモノサシが違うのですから、時間がないことを強調しても無意味です。あきらめましょう。

もっとはっきり言うと、

「もう3年生なんですよ!もっと受験生の自覚を持って、勉強しなさい!その調子じゃ行きたい高校、うからないわよ!」

という言葉かけは、まったく通用しません。

子どものやる気を育むコツは、ここに書いてあります。