９月以降、あまりブログ記事を書いていませんでした。
Facebookの投稿も殆どしていませんでした。
記事を読んでくださっている方々、
大変ご心配おかけいたしました。
実は今、フォトブックを制作中です。
フォトブックだけれど、制作した自分の文章も入れようと思っています。
フォトブック用の文章を書き出したら、ブログ記事やfacebookの記事も全く書けなくなってしまいました。
Instagramは写真を投稿するだけなので、続けていました。
本当に不器用です。
書く事に対して、引きこもりになっていました（笑
書くことは得意ではないけれど、好きです。
物語や詩を書く自分は想像出来ませんでしたが
書くようになったきっかけがあります。
それは、２年前水戸静香さんの企画で「絵夜宵ライヴ」に出演させていただいたことです。
準備の際、私は共演者の書家の小笠原麗さんと、書の内容について考えていました。
最終的に麗さんのアイディアで「いと」についてお互い何か書いてきましょう、ということになりました。
後々この「いと」が凄い意味があったと自分で盛り上がることになります。
「いと」....。
何を書くか。
私は何を書けるんだ？？
本当に悩みました。
凄くすごく悩んでいたら
知らない女性から一通のメールが入りました。
恋愛に関する、かなり悩まれている内容でした。
普通だったら「そんなメールは放っておきなさい」という出来事なのでしょうけれど
私は「これは何かある！」と彼女の話をメールで聞くことにしました。
話を聞けば聞くほど重くなる。
もう、救い様がない。と思えば思うほど、メールをくださった方には何だか申し訳ないのですが
「いいぞいいぞ、これは何か出てくる。」と感じていました。
結局その女性はメールのやりとりをしているうちに元気になられて
「前を向いていきます
」と復活されていました。
その後は連絡を取っていないので、分かりませんが
特にメールも何もないので大丈夫なのでしょう。
彼女が元気になったというメッセージを読み
彼女が何を思い出し掴み取ったのかを感じた私は
重い、重〜いものを「よっこらしょ」と整理するように
そこから物語をダダーーッと書き始めることが出来ました。
それはどんなに救い様のない状態でも
女性の強さや自尊心、プライド、美しさは確実に存在していると
自分でも心の奥底から感じることの出来る体験でした。
出来上がった物語もそんな物語になってくれたかと思います。
季節が秋だったこともあり、公園で落ち葉を見て「葉っぱと風の物語」とタイトルを付けました。
パフォーマンスでは、麗さんの作った透明感と情熱を感じさせられる詩の他に
この物語も書いてもらいました。
コントラバスと音パフォーマンスの角屋隆行さんが共演してくださることになり
角屋さんは熱い涙を流しながらこの物語を演じてくださいました。
（いつかブログ記事でも「葉っぱと風の物語」のご紹介が詳しく出来たらと思います。）
何故だろう。
抽象的なパフォーマンスでしたし
私は誰にもこの物語の真相など伝えていないのに女性のお客様で涙を流されている方も何名かいらっしゃいました。
パフォーマンスが終わった時は
もうヘロヘロでスッカラカン、中身の全くない私になっておりましたが笑
色々なご感想をいただき
中でも「新潟の底力を感じた」と教えていただけた、その時感じていたことを今でも忘れられません。
昨年もそうでしたが、今年も私は紅葉の時期になると葉っぱや落ち葉を見て、何度も涙がこみ上げてきそうになりました。
それだけエネルギーが動いているということなのでしょう。
「いと」という課題。いと、糸、意図....
私の名前は「友紀」です。「友」と「己」が「糸」で結ばれています。
メールをくださった方はお会いしたことがないし声も聞いたことがありません。
だけど、私にとってこの出来事は間違いなく「友達」の出来事です。
また何かの「意図」とも思えることでもありました。
（写真提供：尾崎美幸さん、五十嵐政人さん）
ここから始まった、物語を書くという行為。
今制作しているブックは
女性の自尊心や女性たちの秘めた強さ、美しさを意識して制作•準備していれば
きっと女性たちのその様な部分に伝わってくれれば良いな〜
女性たちが自分で自分を幸せに出来る世の中って最高
などと勝手に想像しています。
しかし結局は受け取り方は読み手の自由だと思います。
ただ、自分の想いは自分でしっかり持っていたいと思っています。
記事が長くなりました。
お読みいただき、ありがとうございました
これからも生きることをアートに変えていけたら良いな
それは自分にとっても、また必要と感じて下さる方にとって
生きる糧、慰め、癒し、応援になると思っています。
それでは皆様
新潟市は雪が降りました。
暖かくしてお過ごしくださいませ。
松崎友紀
facebook友達申請受け付けております♪♪（メッセージ付けて下さると嬉しいな〜
）