先日、仕事関係で中国人男性と出会った。


ジャック・マーを爽やかにして、

にこやかにしたような、若い男性である。


名刺交換をし

今後もよろしくお願いします

とメッセージのやり取りをした。


すぐその日に、ジャック(勝手に名前をお借りします)から


「何時に仕事終わるの?

仕事終わってから会える?」


というメッセージが来た。


(強引だし、誘い方が雑だな)


全くタイプでもないし、

プライベートで関わるつもりはないのでしばらく放置した。


翌朝、そのメッセージは本人により削除されていた。




数時間後、


「私(僕?)の彼氏と連絡を取らないで!」


というメッセージが来たのだが

意味が分からず、間違えたのかな?と

思い


えーと、ジャックはゲイなのか?


それともBFはボーイフレンドの略ではなく、

ベストフレンドの方なのか?


とますます意味不明になり

またそのまま放置した。





数分後、

ようやく気づいた。




それはジャックの彼女(中国人)が彼のケータイを盗み見し

私に送ってきたと思われる。


いつのまにか、プロフィール写真が彼女の顔に

すり替わっている(笑)


おお、、、、



いかにも自己主張の強そうなお顔をされている。


ものすごい独占欲だ。

 


そして、とんだ迷惑である。



興味のない他人のいざこざに

巻き込まれたくないので、

その文章は開封せずに削除した。



ジャックはきっと、また別のところで

同じことを繰り返すだろう。






















世の中には色々な名前がある。


今日乗ったタクシーの

ドライバーの名前を二度見、いや三度見してしまった。


なぜかというと


Chintamani(チンタマニ)


だった。


初めて聞いた名前だったが、調べてみたら

よくある名前のようだ。


ヒンズー教の男性の名前で

意味は

哲学的、瞑想的、だそうだ。


女性の名前ではなくて良かった

と他人事ながら安心してしまった。



しかし、もし同僚にチンタマニさんがいたら、

呼び辛いなーと想像してしまう。


でも最後に「二」がついているだけで

衝撃を和らげる効果がある気がする。



いや、インド人の名前はそれぞれ

神々しい意味がこめられているので

リスペクトしなければならない。



日本人にしかわからない

独り言でした。








一階に住んでいる

独身一人暮らしの

大家さん(インド人男性)



平日の夕方

大家さんから電話がかかってきた。



「今、部屋にいる?

いつ帰ってくる? 明日?

君のためにカトラリーを揃えたから

持っていくよ!


君は料理するの?

今度食べにいくよ(来るなよ)


ガスはちゃんと着いた?

食器はある?----」



そして

用件が終わってもまだ喋ってる。




フォーク、スプーン、食器なんて

そんなに要らないんだけど、

どんなのが来るのか好奇心だけである。



そういえば私の部屋の前の

階段の踊り場の

紫色のいやらしいムーディーなランプは

ある日、ホワイトランプに変わっていた。



(何があった?)




ツッコミどころありすぎて

引っ越し疲れよりも

ツッコミ疲れが出てきている。


今日は早く寝よう。







新居の大家さんは、一人暮らし独身

オーバーリアクション、お節介、

フレンドリーすぎる

クセ強めのインド人男性。



早速、トイレの水タンクから水が漏れてきて

止まらないので、大家さんに連絡した。


今日の午後、修理業者が来るそうなので

私は自宅に戻った。


予定時間の30分遅れで誰かが訪ねて来た。

電気関係の人ぽいので、あれ?と思ったら

大家さんも来た。


大家さんは前回夕食に誘った件について

「ごめんね、気を悪くしないで。

君は何も食べてなかったから心配だったんだ。

ごめんね」


と言った。


私は気にしてません、と答えた。

 
 


水道業者は今日は来ないらしい。


業者の人は、なぜかいくつもの照明器具を持って

あちこちにライトを取りつけ始めた。


「あとで、ここにもっと素敵なライトをつけるよ!」


と大家さんは張り切って提案してくるが、

そんなにたくさん電球いらないし

もう充分なんですけど、と断ったが

勝手に変な色の電球をつけられた。



照明器具の取り付けが終わったと思ったら

電気業者の人が、今度はトイレの水漏れの

修理をし始めた。



(あれ?

君は電気屋じゃないんかい)


大家さんは

「彼は専門外だけど、なんとかやってみせるよ」


と言って、ついでに

水漏れを止めてくれたので、

とりあえず解決した。



来月は、棚と食器も用意するよ!

だの

シューズラックも用意するよ!

だの、何回来るつもりなんだ?



「ゴルフやる?良かったら一緒に行こう!」


この人は話し始めると終わらない。


この新しい部屋で

落ち着いて暮らせる日は

いつ来るのだろうか。



コメディとしか思えないお節介を

適当に無視しながら、

どーもありがとう、と

見送った。






















先日、引っ越しをした。

全て会社任せなので、まだ部屋は見ていなかった。


私は、引っ越しの前に一度部屋を見たい

と上司に言って

連れて行ってもらった。



大家さんは1階に住んでいて

一人暮らし独身男性、見たところ30代だと思う。



はい、もうここで嫌な予感しかしない。


呼び方がわからないが、彼の着ている

露出度の高いタンクトップが私的に受け付けない。


「君のために、新しいカーテンを用意したよ!

どう?」


「君のためにここに素敵なライトをつけるからね!」


テンション高めでよく喋る人である。

楽しませようと気を遣っているけど空回り、みたいな。

内装がまだ終わっていなかったが、

今夜には終わるとのことで、私たちが帰ろうとした時


「まぁまぁ、待って待って!

一緒にコーヒーでもどうですか?」


と聞いてきたが、私たちは

なんだこいつ…(苦笑) と心の中で思い

上司と顔を見合わせ笑いをこらえながら

ココナツジュースだけ頂いた。



翌日、私の部屋は用意できたか大家さんに聞いたら

「準備できてるよ!おいで!」


と言うので、引っ越すための荷物を持って

午後3時半ごろに到着した。


が、裸足のおっさん3人がまだ作業中だった。


壁にペンキを塗っていて、床は汚れ放題

工具も散らかっている。




(私は今夜ここに泊まれるのだろうか?)




とりあえず寝室でゆっくりして、と言われ

引っ越し準備で疲れたので、仕事したり

うとうと寝たりして待った。


結局、作業が終わったのは午後8時。


疲れて何もしたくないけど、

散らかった部屋を掃除した。


夕食どうしようかな。食材が何もないので

デリバリーでも頼もうかな…

と思ったその時


大家さんから電話がかかってきた。


「夕食はまだだよね?一緒に行こう!20分後にそちらに行くから!」


え、、、


距離の取り方がおかしい。



昨日初めて会った、まだよく知らない人。

しかも全くタイプではない。


20分に大家さんは私の部屋に来た。


「何食べたい? 行こうよ、行こうよ!大丈夫、 僕を信用して」


もはや、こいつの言葉は説得力がないので


私は

「デリバリー頼んだので、結構です」

と断りドアを閉めた。


お詫びのつもりなのかもしれないが

それなら

ジュースでも渡して帰ってくれたほうが

好感度上がったのになぁ…

と勝手ながら残念に思った。

















(前回からの続き)



「もう一つ聞きたいんだけど」


「君はいったい何歳なの?」



え!


知らなかったの?


かなり前に教えたんだけど

忘れちゃったのかな。




「27? 28?」



え、と、

冗談ですよね??




私は

「あなた知ってるはずだよ!

(ホテル入る時) この前身分証明書の写真送ったでしょ」


と言うと

あぁそうか、見てなかった

と言う。



そして彼は計算機を使って

2024から私の生まれ年を引いて

弾き出された数字にびっくりしていた。



いや、こっちがびっくりだわ。



かと言って、彼の態度はこれまでと

何も変わらなかった。



朝まで一緒にいる予定だったのだが


「残念なんだけど...

日曜の朝からミーティングが入ったから

夜帰って自宅で寝ることにするよ。

次は泊まりにくるからね。」


と。


私にはそれくらいがちょうどいい。


2回戦が終わった後、彼は帰って行った。


私は彼が車を駐めた場所まで歩いて

見送った。

家からほんの3〜4分の距離なのだが、

彼から電話がかかってきた。


「家に着いた?暗いから気をつけてね」

と。


いつまで続くのかわからないが

ここまで気遣ってくれる人は、

これまで会ったことがない。
















17歳下のインド人彼氏が、

私を自宅に送るため

仕事終わりに車で迎えに来た。


先日入院していた彼のお母様は

とりあえず退院したそうだ。


毎日ママと電話するそうで

「I  love mom」

とデート中に堂々と言うのがインド人らしい。


もしこれが日本人だったらドン引きしている

だろうけど、インド人はそれが当たり前なので

何とも思わない。


そして、お母様は45歳だそうだ!

(私とそんな変わらない)




「じつは...夜に女性の家に行くのは初めてだから

ちょっと緊張するよ」

と言っていた。

かわいい。



私の自宅に着いた。

そのへんの図々しいインド人と違い

私から中に入って、と言うまで

彼は玄関のドアのところで待っていた。


持ち帰りのディナーを用意したのだが、

それには手をつけず、それよりも

ムラムラが抑えきれなかったようで

1回戦へ。


彼のイチモツは前回よりも硬かった。




そして前回彼は香水をつけていたため

体臭は感じなかったが

今日初めて彼の体臭を感じた。


なんというか

彼の体臭は優しく品のある、落ち着く香りで

本能レベルでドンピシャに好きな香りだった。



トップノートはフレッシュな柑橘系

ミドルノートはエキゾチックフローラル

ラストノートはスパイシーウッディ


と言ったところだろうか。



わからない人にはきっと

"インド人臭いよね"

で纏められてしまうだろうけど。




その後、リビングでくつろぎながら


「聞いてもいい?」


(また例の質問か?)


「元彼の名前はなんていうの?

知りたいんだ、そのラッキーな男の名前を。

○○? それとも○○?」


その人はありきたりな名前だったので、

すぐに当てられた。

これでやっとスッキリしただろう。




「もう一つ聞いてもいい?」


(次はなんだ??)



続く










17歳下のインド人彼氏は

お母さまの入院のことで

しばらく実家に滞在していたが、ようやく帰って来たようだ。



「今度、君の家に行っていい?」


と聞かれたので、いいよと答えたのだが



「土曜日の夜、

仕事が終わった君を迎えに行って

日曜の朝を一緒に迎えよう、OK?」









いきなり泊まりに来るんかい。






今時のインド人の若者はそんなもんなのか?


これは普通なのか?


お姉さんには分からない。





まだすっぴんは見せたくないしなー

彼が寝た後に一旦化粧落として、

うすーくすっぴん風メイクしておこうかな…



40代乙女の悩みどころである。



とにかく

夢を壊さないようにしなければ。




あとは部屋にあるいかがわしいものは

奥の方に隠しておかなければ。

(バイブとか...)


例えば、泊まりはちょっと…

と言ったとしたら

部屋には他に誰かいるの?と

疑われる可能性もあるので



結局

1時間ほど考え、私はOKした。





今日はどこかのオーナーである(リタイアしたので時間とお金はある)

インド人おじさまと一緒にランチをした。


この60代のおじさまは、ちょうど1年前から

仕事ばかりで遊んでいない私を

不憫に思ってか、時々ランチに誘ってくれる。

自分では行かないようなホテルや高級店へ

行けるのは単純に嬉しい。


いつも礼儀正しく、レディファースト

明るく、人当たりもよく

振る舞いも洗練されている。

私はこのおじさまの彼女何号なのか知らないが

前回私たちはどこに行ったか、きちんと覚えているのは、さすがである。


(一応言っておくが、ランチに行くだけの仲で、

それ以上は何もない。ただ手や腕を触るくらい)


幅広い人脈を持っていると思われ

また、いろいろなビジネスをしてきた経験があるので学ぶことが多い。



いつもオーダーしすぎだろ、というくらい

オーダーし、残りを私に持ち帰らせるパターン。


そして私は職場に戻り、それを皆にあげると

皆から感謝され

幸せの循環が出来上がる。



本日訪れたのは北インド料理レストラン。

店内は広々として、インテリアもシンプルで洗練され、窓際はバンブーで目隠しされている。

見るからにお金持ちなインド人客しかいない。


オーダーしたのは

チキン料理、マトン料理、

パニール、ダールマッカニ、ガーリックナン、チャパティ、ジーラーライス、デザート2種類

おそらく3〜4人前くらいだろう。


インド料理が大好きな私にとって

最高のご褒美である。



しかし、

おじさまが指定してきた今日は火曜日。

ヒンズー教徒の多くは、火曜日はベジタリアン

の日、としている人も多い。

(もちろん気にしない人たちもいる)


なので、普段は一緒に肉を食べているおじさまは

今日は肉類は一切口にしなかった。

(今日しか空いてなかったのか?)



気のせいか、いやこれは事実であるが

会うたびに

少しずつ、少しずつ、触る回数と

顔の距離が近くなっている。

まぁランチだけならそこまでが限界なので

問題ないだろう(笑)