メンタリストやサイキックの演者は
マジックらしいアイテムをあまり使わないようにする
ということも多いです。
トランプではなく、名刺のようなカードを使ったり
怪しげな箱や物体を使わなかったり。
なので、シャーピーのギミックとなると
非常に使い勝手がいいのでしょう。
日本で言えば、マッキーとか寺西のサインペン位
普通にあるサインペンがシャーピーです。
ですので、マジックのギミックがシャーピーでできているって
ありがたい人が多いでしょう。
今回のFALLもシャーピーでできている
念動ペンと言えるもの。
ペンに向かって念を込めると、ひとりでに
ペンがコロンと動くという、トリックです。
DVDだとバナチェクが演じていますね。
そして、そのFALLの進化版、2.0がリリースされました。
一番の違いは、書けることです。
Vortex Magic Presents FALL 2.0
by Banachek and Philip Ryan
もちろん、メインの機能はそのままです。
きちんとセットしておけば、気持ち悪いタイミングで
ペンが動きます。
前のバージョンよりも、少し時間がかかる感じがあるのですが
その辺は個体差もあるでしょうから、実験して
演技を組み立ててみていただければいいでしょう。
驚く、というよりも、ザワザワと気持ち悪がる
という感じの現象になるかと思います。
適切に使ったら、本当の力のある人なのでは?
と、勘違いをさせてしまうかもしれませんので
使い方は、十分に考えて演じて下さい。