高齢者住宅のゆかいな日々 ④ | きぼうのひ ホリスティックに自分と向き合う

きぼうのひ ホリスティックに自分と向き合う

体温37度充分な睡眠温かい食事を積み重ね健康な日常を取り戻しました。体・心・精神が繋がりヒトとしての幸福を宇宙の万物と共有する日々です
難病体験記「HPきぼうのひ」では「治る」を発信
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第4話 <いい、いい、もういい!!>

 

3日目までの会話で

一番気になったのが

「あなたさぁ」

時には「あんた」

 

私に人格はないんですか?

娘の名前を生涯呼ばないんですか?

私はあんたさんじゃありません

 

時には「はい、あんた」

と言ってみたり

 

そのたびに

「歳をとると直せないのよ」

「田舎じゃみんな普通よ」

「なんでいけないの!!」

 

しかしながら怒らず無視せず

「私につけてくれた名前でしょう」

「誰にでもあんたじゃ

誰と話しているかわからなくなっちゃうよ」

「それならいっそ△△さん(嫁ぎ先の名字)

でいいわよ」

などと根気よく(^_^;)

 

少し時間が空くと

「ねぇ 〇〇〇」と名前で呼ぼうとし始めました

話し続けるとあなたになっちゃうけど

根気よく根気よく・・・(。◕ˇдˇ​◕。)/

 

もう一つ

同時に対処していて劇的に治ったこと

 

お金のことや食事などのシステムのことで

わからなくなると

「□◇ってどうなってるの?」と聞くので

「それはね・・・」と資料を出そうとする度

 

「いい、いい、もういい、大変だからいい!!」

「またおんなじこと聞いちゃうからいい、いい!!」

「あ~ そんなに大げさならもういい!!」

 

などと大きな声で怒りだし反対向いちゃったり!

 

これは、入居直前までの生活で

「この前言ったよね!!」

「だからさぁ!!」

という対応が多かったトラウマです

 

施設に入る決心の大きなきっかけです

 

いつも怒られていた子供の心をほぐすように

「どうして~ 訊きたいことなのに取り消さなくても~」

と笑ったり

「天才的な人たちも同じこと繰り返した結果なのよ」

「大変だと思ってるのはだあれ?

よく知ってることを説明するので楽ちんよ」

と、これも根気よく同じ説明を繰り返します

 

「いい、いい!!」

と言う時の目をギュッと閉じて歯を食いしばった顔

人を信じて甘えられなかった

幼少期の体験もあるように思いました

昭和5年生まれで

生い立ちも複雑・・・

 

しかしながら

根気が勝り3日目に

「私、ここに慣れたら幸せに暮らせるかも」

という一言がありました

と同時に

郵便ボックスのダイヤル合わせが

出来ずに泣きべそだったのですが

何度もそばで見守って繰り返し

ある時ひとりで行って来て

「新聞取れたわ~」と満面の笑み

 

その時から「いい、いい!!」って

言わなくなった気がします

 

自信持つって

本当に人を強くするんですね(^.^)/

手首を切って弱気になりそうなところでしたが

ここから正気がよみがえるというか

自分で自分のことをやり始めました

 

つづく