自分を好きになってもいいよ~自信を育てる心理学~ -21ページ目

奨学金という名の負債

こんにちは 自信を育てるセラピスト けいたんです。
温かい日が増え、日中はコートが要らない位になってきましたね。
次女が高校を卒業しました。
親も子も色々ありましたが、スポーツの盛んな学校だったので色々な所に応援に行き、結果的には楽しませていただきました。

今、18歳の娘のいる家庭には20歳の成人式の振袖の広告が1月頃からバンバン送られてきます。入学式に備えスーツセットも購入。親としては長女と身長差はほとんどないので長女の時に買った物で大丈夫と思っていたらサイズが違いました。今時の若者のスーツはサイズが本当にピッチリしています。(泣)

更に学校の教科書代と研修費の追加の支払いも請求が来ましたし、交通費(6か月分)や駅の駐輪場代(1年分)も用意しなくてはいけません。
一体親は子どもの学費にどれ位かけるのでしょうか?

高校までにもかかりますが一番高いのはその後です。
大学・私立文系の場合、4年間で400~500万円。理系はさらに高くなりますし、医科歯科系となったら、この2~3倍になることも。国公立でも、私立の半分程度の出費はかかるようです。年の近い兄弟がいると支払いが重なる年もあります。

更に下宿をすると授業料の他に月10万円程度の仕送りが必要になります。月の収入が20万円代の人もいる中、わが子を高校卒業後に進学させようとすると奨学金に頼らざるを得ません。

独立行政法人・日本学生支援機構(旧日本育英会)によると、2011年度の同機構の奨学金利用者は128万9000人。大学や専門学校に通う学生の3人に1人が利用している事になります。

奨学金のお蔭でより高収入で安定した仕事に就くことができ、しっかりと返しておられる方がいる一方で、様々な事情で奨学金が返済できず、厳しい取り立てを受けたり、自己破産したりする方も急増しています。

奨学金は現在、卒業後返済義務のないものと、返済義務が生じるものがまずあり、後者の中でも成績優秀者等で無利子に貸与される第1種と、利息がつく第2種に分けられます。第1種は月15000円に収まるようになっており、大学卒業後に14年かけて37歳で完済。第2種は月10万円借りたとして貸与総額480万、利率3%で645万。月26000円払って43歳で完済という計算になります。
結婚した2人が奨学金を使っていたなら1家族で更に負担は倍ということになります。

一度は就職したものの病気や怪我、会社の倒産による解雇等があっても、当然支払いの義務は残ります。滞納が続くと連帯保証人となった人に取り立てが行ったり、利子が更に上乗せされいつまでたっても元金が減らないという悪循環から、やがてはブラックリストに乗るという事態になりかねません。

高卒就職の求人数はここ5年位徐々に回復してきていますが、それより以前は厳しい状態でした。また大学を卒業したからと言って正規に採用される保証はありません。また就職先が決まったからといってそこがブラック企業であったなら続ける事は厳しいです。

非正規雇用者の割合は全体の4割を超えました。これから人生を自分の力でスタートさせていく時点で1人が400万円以上の借金を背負ってスタートを切るというのはかなりリスクが高く、本当にそうした方がよいのかよく検討すべき事柄だと思います。

ここ最近は貧富の格差が広がってきているように感じます。
経済的理由に左右されずに、本当に学びたい意志のある子がしっかりと学べる社会、一度つまずいたとしても、何度でもやり直せる社会になってくれることを願います。



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■発行者 中澤敬子
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