こんにちは。
白馬塩島で写真活動をしている写真家のMIHOこと、古瀬美穂です。
「地方発祥のスモールビジネスを活性化する」という目的で、各々のビジネスを推進させたい方へ向けての情報交換の場としてコミュニティを立ち上げまして、その一環として【和服 de ランチ&撮影会】を開催したのですが…
「和服を着たい!」「着る機会が欲しかった!」などの声もあり、もはや「地域ビジネス親好会」から独立する形で会が進行、発展しそうな勢いでございます
この会の目的は
・和服を着てゆっくり歩くことで、普段は見逃している四季を感じ、風景を楽しみ、地域を知る機会にすること
・日本人として教えられてきた和の文化の美や躾を体感し、再認識すること
・季節に合わせた背景と装いのコラボレーションにより、一期一会の時間を写真に残すこと
ということで、今回もバシバシ

レポートなみに撮影してきました。今回の参加者Kさんは、「友人の結婚式などにも着物を着ていくほどの和服好き」だとか
でも、着物を自分で着るのは今回が初めてだということで、今回は着物をレンタルされることにしました。Makko先生がKさんのために用意してくださった着物達


着物は、季節に合わせて素材を選ぶのも選び方の一つですが、帯や帯揚げ、帯締めなどの小物達との組み合わせを考えて選ぶのも、また楽しみですね
最近は、自宅で洗濯もできるポリエステルの素材のものや、リサイクルで現代風にアレンジされたものまであるそうですよ~

合わせ(裏地)の色に合わせたエンジ色の帯で、華やかだけどシックなコーディネートでお出かけです

和服の着付けは慣れるまでが一苦労…
洋服との顕著な違いは「補正」です。
洋服ではどちらかというと、女性らしいボディラインを強調するような工夫がみられますが、和服はその真逆。極力ボディラインがでないように、筒状に補正していきます。
この行程を怠ると、せっかく着た着物がシワシワになっちゃう悲劇が…
一見、サラ~ッと着こなしているようにみえる和服姿ですが、実は「きれいに魅せる工夫」が随所にほどこされているのです。
他にも
お端折(おはしょり)は、二重に重なっているところを帯で隠れる部分にうまく隠して一重にするとシャキッと見栄えがいいとか
ヌキ(うなじから着物のエリまでのところ)はこぶし一個分くらい空けるとか
仮帯(かりおび)を結ぶときのねじれや端の処理をきれいに始末しておく、とか
裾(すそ)はつぼみみたいに、すこし先をすぼめる、とか。

お端折がまっすぐになっているかを確認して。
帯を締めるまでの下ごしらえが、その後の着崩れ防止になるのです

着物を着替えて 帯びしめて~
帯びしめは先生に手伝ってもらってでしたが、Kさん、素敵に仕上がりました
続いてMakko先生
やはり「師範」の貫禄です
本日の装いはストライプのお着物に間隔のある柄物の帯。
「まっすぐ整える」「○○と△△を合わせる」ことが必須の和装では上級者セレクトです

余裕の笑みのMakko先生。 お見事~
ちなみに、今回のMIHOの装いは こちら

今回は「町娘風」を意識してみました~
母から譲り受けた着物をこうして着る機会ができたこと、とても嬉しく思っています
(ただ、ちょっとサイズが小さいんですが…
)
この写真、ブログ掲載用に左目を開けていますが、普段はつぶって写真を撮っていますよ
(だからこの写真、私的にはだいぶ怖い
)
こ~んな装いで写真を撮っているんです。だから人一倍目立つ
(失笑)
この装いの3人が、今回は「八方地区」を訪ねました
心配していた雨は降る気配もなく、ちょっぴり涼しい初夏の気候でした
後半へつづく
この日記の続きはこちら
前回の日記はこちら

のお申し込み/お問い合わせはこちら】090-2424-1717(古瀬)









