30代、わたしのこころはすっかり閉じていた。

 

 

 

大学を卒業して社会人になってからというもの、

 

 

①定職について働いて


→②1~2年で疲れ切って辞めて



→③辞めた後は数か月引きこもって充電する。

 

→④数か月したら、仕方なくお金のため・生活のために仕事を探す


→①へもどる、の繰り返し。

 

 

 

ずーーっとこれを繰り返していた。



(2013年に「働くのをやめる」と決めるまでエンドレスリピート。この「働くのをやめる」話はまた今度)

 

 

 

 

今でこそ私は愛だ許しだなんだと言っているが、


そういうポジティブな感情は「ありえないもの」だと思っていた。



(本来はネガティブでもポジティブでもないんだけれど)

 

 

 

人間の世界のはそんなものはなく、



取り繕い合い、表面は嘘、誰も本当のことを言わない、愛とか真心なんてちゃんちゃらおかしい、

 

 

人間は優越感と劣等感を与え合う存在なんだと思っていた。




(どんなんだよ(笑))

 

 

 

「思っていることがそのまま出現するんですよ」


って今だったら笑えるけど、当時は悲観的で、絶望的な思考回路。


しかし自分をあきらめることもできず見栄っ張り。

 

 

 

幼少期はにことん否定的な環境に身を置いたこともあるだろう、、、。

(&田舎の閉塞的で古い古い古い価値観)

 

 


「不安と恐怖が源泉、行動動機」の、


すっかり歪んだものの見方・否定的なものの見方をする大人に「仕上がって」いた。

 

 

 

人生=苦しみ、つらい、という設定で生きていたから、


何をしても、どこへ行っても、誰といても、結果「苦しみ」「つらい」に行きつくのだった。

 

 

 

そうして「苦しい」「つらい」仕事を辞めて引きこもっている間は、気になったアニメを観ていた。

 

 

 

定職がある間はそんな余裕がなくなっているので、


空き時間が出来てようやく娯楽=「楽しむこと、自分を癒し・取り戻すこと」に目が向くようになれる。

 

 

 

充電中の生活は、起きているときはずーーーっとアニメを観る。

 

 

そしてそのまま寝るので、寝ているときもその世界に旅立っていたであろう。どっぷり浸る。

 

 

 

そして、、、たくさんのこころ響かす作品に助けてもらった。

 

 

 

そうしながら、少しづつ少しづつ、わたしのこころは息を吹き返し始めたんだ。

 

 

閉ざしたハートが開き始めたんだ。

 

 

 

 

 

そんな中で、わたしの人生を変えた作品、「概念」を教えてくれた作品がある。

 

 

何の気なしに軽い気持ちで見始めたが、見終わった後には私の世界を変えてしまっていた。

 


 

「ひぐらしのく頃に」

 

 

 

ひぐらしは「ゆるし」を教えてくれた。

 

 

残酷な描写も多いけれど、この「作品群」に触れて、


人も出来事も感情も、独立してただ一つで存在しているのではないとわかった。

 

 


こんな肉体の殺し合いはないとしても、精神の殺し合いを我々は生まれた時から繰り広げている。

 

 

 

ゆるしというのは、今この人この時をゆるすんじゃなくて、すべての時間の、すべての空間のあなたを、わたしをゆるすことなんだ。

 

 

今ここのゆるしは、すべての時間空間のわたしたち、すべての存在に影響しているんだ

 

 

過去現在未来すべての存在に、すべての出来事に影響しているんだ。

 

 

ゆるすということは、全世界全宇宙全存在につながっているんだ。

 

 

ゆるすということは、すべてをゆるし・ゆるされるということなんだ。

 

 

 

 

そして、

 

「銀魂」

 


「銀魂」は信頼、信じることを教えてくれた。

 


いや、呼び起こしてくれた。


 

私は、信じるとか信頼するという概念をすっかり失っていて、

 

そういうものは物語の中で語られるだけのもので、現実の人間の間にはないものだと思っていた。



ないものにあこがれている人が、ただの物語として、語っているだけで、「ないもの」だと思っていた。


(どんだけ「ないもの」にしたいねん(笑))

 

 

 

銀魂を観始めた時には200話近く話が進んでいて、それを一気に観たんだけれど、

 

 

その「流れ」の中で、

 

 

これはまったくおかしな思考回路かもしれんけど、

 

 

「銀さんのような人がいるなら、信じてみよう」と思った。

 

 

なぜかそう思った。

 

 

 

信じてみようと思える人物が、私の人生に出現した。

 

 

もちろん銀さんは漫画アニメの中の人物です。

 

 

でも、そんな感情は初めてだった。

 

 

 

で、信じるって「何を?」??、

 

信頼するって「何を」??

 

 

これは「何」って言えないんだよ。そして「誰か」ですらないんだよ。

 

 

 

 

余談

この回好き。

 

 

 

 

これらの作品のもつ何かがわたしのこころに届き、

 

 

そしてわたしから「ゆるし」と「信頼」が生まれた。

 

 

 

 

私に、「ゆるし」と「信頼」の「概念」が生まれた。

 

 

そうして「概念」が生まれると、現実世界でもそれらがだんだんみえるようになっていくのだ。

 

 

 

それが「原理」だったのだけれど・・・

 

 

 

心を閉ざしたままに現実世界を見ているから、あるものが見えず、

 

 

たとえ「良い事」「ポジティブなエネルギー」であっても、決してそうと受け取ることは出来なかった。

 

 

 

そう、出来ないんである。

 


 

わたしたちの中で「ないことになっているもの」は、


みえないし、受け取れないんです。

 

 

 

この二つの作品に出会えたことで、私はそれを身をもって知ることになったのだった。

 

 


私の中にゆるしと信頼のエネルギーが生まれるにつれて



絶望からものごとを見たがっていた私は、ちょっとずつちょっとずつ、「希望を見出す」術(すべ)を身に着けようとするのだった。

 

 

 

******

 

 

 

止まっていた「私ができるまで(自分史的なもの)」をあらためて書き始めました。

 

 

時系列で書こうとすると筆が止まってしまいましたので、思いついたところから書いて、つないでいこうと思います。

 

 

 

 

 

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