【伏見稲荷大社】おいなりさんの愛。稲荷山の神様は優しいよ☺️

コロナが世界を覆う前。

伏見稲荷大社には世界中から参拝者さんが訪れ、それはそれはにぎわっていたころ。

足の踏み場もないほど？に、境内はぎゅうぎゅう詰め状態だったころ。

私はそのにぎわいに辟易しながらも伏見稲荷大社にやってきていた。

参拝を終え還る時、おいなりさんの愛ともいえるようなエネルギーが、降り注いでいるのがみえた。（正確には観じられた）。

あたたかく
やさしく
包み込むようで
それでいてさわやかな
とてもことばでは言い表せない、愛としか形容のしようがないエネルギーだった。

そのエネルギーは、すべての人すべての者に、ひとしく、降り注いでいた。

もちろん老若男女は問わないし、国籍人種も信ずる宗教や信仰もまったく関係ない。

それはわかるのだが、解せないことがあった。

境内にゴミを捨てる者
あろうことか、境内にツバを吐く者

おいなりさんの愛のエネルギーは、そんな不届き者（と私は思った）にも何も変わらず同じに降り注いでいた。

私は腹が立って神様に尋ねた。

「こんな不届き者のことも神様は愛しておられるのですか？」

こたえは

はい。

すべての者を同じに愛していますよ。

だった・・・

神様というのは

何かをしたから
何かをしなかったから、で選んだりしない存在。（人智を超えている）

雨は誰かを選んで降ったり、誰かを選んで降らなかったり、しない。

分け隔てがない。

（「個」として分け隔てがある人間と最も異なる点。分け隔て＝悪ではありませんよ）

「普く（あまねく）」与えることが出来る存在。。

誰であれ
何であれ
与えられているものが「同じ」だとしたら、あなたはどう思いますか？

がっかりしますか？

納得できませんか？

ツバを吐くあの人より、まじめに参拝している自分のほうがたくさん愛されている、いい目にあえるのだと思っていましたか？

自分のところにより多く降り注ぐと期待してあなたはよき事をするのですか？

自分に、「より多く」を与えてもらうためによき事をするのですか？

自分が得をしたいためにするのですか？

『それって自分をバカにしてませんか？』

ヒトががよき行いをするのは、神様にひいきされたり得をするためではないのでは。。。？

褒美や罰があるから、したりしなかったりするのではないのでは。。。？

それを「したい」からする。

よき行いをしたいという、「自然に生まれるこころ」「良心」があるからするのだ。

そのこころを自分が素直に受け入れて、あなたはただ、すればいいのだ。

それだけだ。

神エネルギーは等しく地球・人間に降り注ぐ。

しかしそのエネルギーを生かすことができるかどうかは

「こちら」の「受ける器」の問題になる。

神のエネルギーは地球人間に等しく降り注ぐ（与えられる）が

それをどれだけの質・量・深さや広さで「使う」ことが出来るか、活用することが出来るか、生かすことが出来るか・・・

それは「こちら」の心持ち（＝どのように使う何に使うか、ということ）にかかっている。

こちらの「受ける器」しだい。ということだ。そこが「差」なのだ。

よき器となろう(*^-^*)

それは辛いこと、苦しい修行ではないね。自分自身にとって、とても楽しい嬉しい事、よろこびごとなんだよね(*^^*)