時間は人によって5倍も長さが違う
マドモアゼル愛
2023/05/21
#時間を伸ばす養生訓 #オークス惨敗 #瞬間の中にある永遠
同じ一年を数か月に感じることも、数年に感じることもできると思います。
私たちが子供のころ、時間は今よりももっとずっと長かったのではないでしょうか。
その違いは何かを知ることはとても重要です。
残された時間があと10年というご高齢者がいたとして、時間の長さがAさんとBさんとでは、5倍違うとすると、時間を長く感じる人はあと50年を生きることになるわけです。
本来の養生訓も、どうすれば長生きできるかというより、時間をどのように長くするかに視点が置かれていたはず。すなわち生き方の問題というわけです。
時間を長くする生き方と、短くする生き方がある、、、
このことを私たちは忘れがちで、いたずらに長生きしたいと思うばかりで工夫がありません。
時間の長短は、意識と行動によって決まります。
不安と恐怖に意識が向くと、行動はパタン化しやすく、時間を短く感じるようになります。
反対にうれしいこと、喜びや感謝に意識を向け、それを表現する姿勢になると、時間が伸びます。
不安と恐怖を行動の動機にしている人も、感謝をよく表現する人も、同じように人の愛や思いを感じ取る力を持っています。
それほどの差異はありません。
なので、生まれつき良い人も悪い人も本来はいないのです。
しかし、違うのは、それを表現するかどうかです。
愛や優しい思いがあってもそれを表現しようとしない、、、、
そうすれば、どうしても固くなり冷たい印象が出てきてしまいます。
またそのことで自分自身が自分をつまらなく感じていくようになり、行動も考えもパタン化していき、結果、時間が短くなるわけです。
時間を長くするのは、喜びや愛情を表現することに尽きます。
言葉でもいいし態度でもいいです。子供時代の時間が長いのは、彼らは体で喜びを表現するからで、その瞬間に時間と異なる世界にアクセスします。
この構造は大人でも同じです。
しかし、大人は不安と恐怖でのパタン化に慣れていて、喜びの表現をあまりしません。
短い時間軸の世界であわただしく過ごします。
終盤に近付くにつれ、時間は早く過ぎるようになります。
大切なことは、ですから愛や感謝や喜びを感じた時にそれを表現することに尽きます。
そうすると、時間の流れと異なるところへアクセスでき、時間は長くなります。
永遠へのアクセス、その乗り物が喜びなのです。
喜びを表現することで、喜びの動機が強化されます。
そのプロセスに入ると、世の中のすべてが感謝の対象に見えてきます。
すると時間はかなり永遠化しますので、その人の1時間は5時間分となり、一年は5年分に、10年は50年という長さにまでなるということです。
ぜひあやかりたいと思う次第です。