今から約1年前(2022年8月28日)このブログが生まれるきっかけとなったかずみんのワーク(詳しくは還ってきた私)に参加して創った「私の中の世界」というコラージュ。

新たな就職先への旅立ちを前に、この1年を振り返り、「私という世界」をもう一度見つめ直したくなって、かずみんにファシリテートしてもらって、このコラージュと共にワークをした。

 

1年前の私は、マグマの中の戦場の中で、「このままでは嫌!ここから脱出したい!」という怒りのエネルギーを原動力として、仕事をしながら、大学を卒業、ゲシュタルト療法のトレーニングコースを受講など、頑張っていた。

 

この怒りの原動力にフォーカスしてみたら、そこは、「優-劣」「上-下」「貧-富」「高-低」「正-誤」「善-悪」など…、人と比較して、どっちが上か下かの争いの世界だった。

 

宇宙全体から俯瞰してみたら、そんな競争に、なんの意味もないって思えて、私は戦うことを辞めた。そして、今まで怒りを原動力として、頑張ってきた自分に卒業したのだった。(詳しくは夢から覚めた日

 

ただ、今まで怒りを原動力としてきた私は、これからどこに向かって、何をどう努力したらよいのか、わからなくなり、自分の内側から何かエネルギーが湧いてくるのを待つことにした。

 

そこへ今回転職のきっかけとなった新たな展開がやってきた!わけなんだけど、当時は、次の仕事が決まっていたわけではないので、正直いって「不安」でもあった。

 

次の仕事が決まらなかったら、どうしよう・・・

転職しても、次の職場が自分に合わなかったらどうしよう・・・

 

そんな中、夫が失業して、落ち込んでいる姿をみて、私は夫にこう言っていた。

 

「大丈夫!今まで、どんなつらい時も、一緒に乗り越えてこれたんだから、一緒にいれば、なんとかなる!今までお互いに無理して社会に適応して頑張ってきたけど、自分を殺してまでやる仕事なんて何もない!これからは、「男(夫)だからとか、女(妻)だからとかいう役割をとっ払って、もっと自分の特徴を上手く使って生きていこう!」と。

この言葉は、夫へ伝えたと同時に、私のもとにブーメランのように返ってきて、私自身もこの言葉を受けとった。

人生の連れ合いがいるって、心強く、幸せなことだな・・・なんて思っていたところ、息子がパートナーと別居し、一人暮らしをする宣言をきく・・・。

 

息子は、私たち夫婦にとって、かけがえのない宝物。愛おしい存在。ただ、私たちのモノではないし、私たちの思い通りになる存在ではない。息子は、私という道をとおって生まれてきた宇宙人(詳しくは、宇宙からのメッセージ)。一度の人生を楽しんでほしいと思う。生まれてきてくれて、ありがとう💖

 

そんな息子への思いを、ペラペラ流暢に話している私をみた、かずみんから「話すのをやめて。その思いを味わってみて」といわれて、自分のこころを感じてみた。そうしたら、「でも、本当は手放したくない」という思いが涙と共に溢れてきた。

かずみんから、「『そして、本当は手放したくない』って言ってみて」という提案を受けて、「そして、本当は手放したくない」と言ってみた。・・・うん、確かにその方がしっくりくると思った。「親の手から離れて、人生を楽しんでいる息子をみてうれしい」という気持ちと、「本当は手放したくない。いつまでも私たちの手の届くところにいてほしい」という気持ちは共存していていいと思えた。

 

息子のパートナーには、なんて伝えたらいいのか言葉が見つからなかった。

息子を大切に思ってくれて、尊重してくれて、私たちにとっても、とてもかけがえのない存在である息子のパートナー。

一緒に、桜の木の下で、美味しくお酒を飲んだり、食事をしたりして過ごした時間は、かけがえのない時間だった。もう、会えないのかな・・・

ふとそのとき、宇宙から「この存在は『シャンティ』」というメッセージが下りてきた。ずっと、小さい時から私のこころの中に居て、どんな私とも共にいてくれて、見守っていてくれていた存在。自我や自意識を超えて、宇宙とつながっているもう一人の私。私は、私という世界の中で、息子のパートナーに『シャンティ』という私の分身というか、化身というか、そんな存在を投影していたことに気づいた。

こうして、夫という「つがい」も、息子という「宇宙人」も、宇宙とつながっているハイヤーセルフの私「シャンティ」も、友達も、これから出逢う仲間も・・・みんな私という宇宙の中の安らぎの場所にとけていった。そして、1年前に生まれた「わたしという世界」は、私の中で育まれて、統合されて一つになった。

 

このコラージュは、平和の象徴である桜の木の下で、美味しくお酒が飲めて、美味しく食事を共にできる仲間がいる豊かさと、不安で心を閉ざしている仲間に、open mind,tender mind,tough mindで、みんなで協力しながら「心の安らぎ」というギフトを、届けているイメージのイラスト(左)の詰め合わせ。

 

そして、このコラージュは、新たな職場「一時保護所」というステージで、私の「心理療法担当」という志事をするにあたってのリソースとなった。