娘(中1)の将来を親として考えるため

「女子の選択 橘木俊詔著」を読んでいます。

 

 

①と②はコチラ

 

 

 

 

今回は、筆者が述べる「女性にふさわしい職」について

書きます。

 

「専門職は特に女性にふさわしい」

という章があります。

 

専門職とは、研究職、法務職、医務職などの、

ライン職ではなくスタッフ職として特定の仕事に従事する職を指します。

比較的自己の意思に基づき、特殊な技能を生かせられる仕事です。

 

筆者は専門職が女性にふさわしい、とする理由を以下のように

述べています。

 

1 企業での採用では女性は総合職に就くにはハードルが高いし

将来の昇進も不利である。

 

詳細は上記の「女の子の将来を考える②」で記載しています。

 

一方、専門職は昇進とは無縁であることが多い、とのこと。

 

2 企業であれば残業を期待されるが、専門職では労働時間の制約がゆるい

(病院勤務の医師は残業が多いので例外)

 

3 専門職は転勤の可能性が低い

 

4 学業成績が男性より優秀な女性は、国家資格においても優秀で取得しやすい

 

1〜4を勘案すると、専門職に就くため、国家資格取得を目指して、

大学や学部を選ぶことが女性にとっては重要、ということになりますね。

 

確かに、男性優位かつドロドロした男同士の争いの中で

女性が生きていくことは辛いだろうと思います。

それも育児をしながらの仕事は想像を絶する大変さです。

 

だから企業で働く女性の離職率が高いのですよね。

その意味でも企業に勤めるのではなく、専門職をすすめる

筆者の主張もわかります。

 

女性は学生時代にどんなに優秀でも、

社会で認められないことが多いのが今の日本の現状です。

 

それを理解した上で、娘の将来も一緒に考えていきたいです。

 

なんだか悲しい結論になってしまいました・・・。真顔

でも、勉強を頑張っている娘が、

将来少しでも報われるように

親として情報収集することは必要かな、と思います。