プチ解説するぞ飯能Penta! | 畑雅文のブログ

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大学生はまだ夏休み続きますね。
春休みなんて本当に長いですから、1年生当時はバイトもサークルもしてなかったので何もやる事なくて無の境地でしたが、人生における散歩って感じで、今思えばそういう時間は必要だったような気がします。現に頭の中でキラキラしてる記憶です。

与太話を失礼しました。

『飯能アルプス物語Pentagram』は飯能を舞台にした5本のオムニバスで、各話の解説といいますか感想をば。をばって。ヲバンゲリオン。


①「多峯主山にて…」
とおのすやま、と読みます。ポップな中身です。起承転結の転パートでも分かりやすく裏切りを設け、終盤は良い感じのBGMで盛り上げる。トップバッターにふさわしい人情話だったと自負してます。ムーミンパークの台詞はある程度の期待をしてましたが、あんなにウケるとは思わず、心の中でガッツポーズでした。地元の人間じゃないのに地元の人間しか笑わないセリフを思いついた自分はもっと褒められるべきでしょう。

②「タイムズマートにて…」
地方の市民会館でこれやる!?的な内容だったと思いますが、お客さんは真剣に見てくれてた様子です。所々のボケもこの演者さん達だから成立して空気を保てました。ヒッチコックの「裏窓」やTEAM-NACSの「ミハル」みたいな形に憧れ、さらには女2人芝居というのも挑みたいと、細々したチャレンジが入った作品。体現してくれてありがとうございます。

③「飯能河原にて…」
これこそビックリするぐらいのウケ方で、その瞬間、公演の成功が半分以上約束されたようなものでした。前2作のお釣りもあり、笑いのスイッチが入りやすくなった状態での連打は恐ろしい程でした。そして禁断の告白から再プロポーズの場面は感動的でした。熱のこもった演技のおかげです。良かった良かった。

④「奥むさし旅館にて…」
あえてここで1人芝居っていうね。しかも①~③でひと通りのまとめが終わってホッコリした直後のサスペンス設定。そういう構成にしたかったんですよ。こちらも②と同じく冒険枠でしたが、役者さんとお客さんの波長が合って楽しい雰囲気も膨らみ、終盤のシリアス部分はかなり見入ってくれてたようです。無茶ブリに応えてくれてありがとうございます。

⑤「お散歩マーケットにて…」
出ました大トリ。キャストは地元に住むアマチュアの方々という位置づけで、前4作に比べて素人風味を感じたかもしれませんが、これをラストに持ってくるからこそ意味がある。平均年齢50歳の温もりあるチームワーク。それが伝わったのか、客席からも拍手笑いが起きてましたね。私も満足です。ビギナーズラックにならないように共に精進したいところではありますね。


以上!!