こんにちは 正ちゃんです。
猛暑が続いた夏も過ぎ、ちょうどいい感じの季節になりました。今回はシニア層(オジサンと称してます)にとっての養成課程について考えてみたいと思います。
1年前の今頃、診断士の2次試験直前、私は合格答案をどうしたら上手く作成できるか、日々暗中模索の状況だったように思います。時間に追われながら解答案を作成する。そんな練習を繰り返していました。
このブログを読まれている受験生の方々、悔いの無いように残りの時間を使ってください。結果も大切ですが、「やり切ること」が将来の自分への最大の貢献と思っています。
私が昨年受験した診断士試験会場でも一定数のオジサンがおられました。法政の養成課程も同じです。メジャーな存在ではないですが写真のようなオジサン連中もいます。私もその1人と見られています。
養成課程の講義では時間内にチームですすめる演習があります。チームで議論をすすめると同じオジサン年代の意見はより「わかる、わかる」となったり、一方、若い年代の意見からは新鮮な気付きをもらったりします。自分の視野を広げてくれるそんな時間も養成課程に来て良かったなあと思う時です。
チームで議論した後は、多くの場合、各チームの発表があります。オジサンの得意技は緊張を隠すことです。マイクを持てば口は滑らかになり、どんな舞台でも主役になろうとします。一方、自分の世界に入ったきり我に返ることが難しいので大抵のプレゼンはタイムオーバーになりがちです。
そんなオジサンにも弱点は数多くあります。その1つにパソコン操作で、アプリが変わるとボタンの位置を見つけるのに時間がかかることです。入学前はエクセル、ワード、パワポは長年使っていたので、何とかなるだろうと思っていましたが、知らないアプリも対応できる柔軟さが必要かもしれません。これは診断士やコンサルタントをするなら必須スキルなので、養成課程だけの課題ではないですね。
一方、養成課程に入って得たスキルはたくさんあります。財務・会計は受験時代、正答を導くことばかり気にしていましたが、講義で実在の企業を対象に数値を眺めて数値を評価するようになり楽しい科目の1つになっています。オジサン層は養成課程を修了したら即実践で仕事ができることを目標にしているので、苦手意識が取れビジネスで活かせるスキルが体得できることはうれしい限りです。
養成課程で学ぶオジサンたちも、春にはもう一度、ビジネス世界へ再登場です。長年の経験でカサブタになった既成概念を洗い流してアンラーニングしてみる、法政の養成課程はそんな方にピッタリの場所です。
私たちが通う養成課程の校舎は靖国神社の西側に位置します。窓から眺める神社の木立もずいぶん柔らかい緑になりました。MBA修了をめざしたプロジェクトテーマにクラスメートも奔走しています。中間発表を過ぎれば、この木立を眺めるのもあと三ヶ月です。
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