こんにちは 正ちゃんです。
今回は地方(広島県)からはるばる東京へ来て養成課程に通う学生のお話です。
アパート探し
昨年秋に法政の入試を受け、合格の通知をもらってから新生活の準備が始まりました。
三十数年前に卒業した大学へ証明書の申請し入学書類を揃えながらアパート探しも考え始めました。
これまで転勤と単身赴任生活に慣れてはいるものの、東京は初めてです。
どこに住めばいいのか、本当に悩みます。
法政のある市ヶ谷駅はJRのほか、地下鉄も3路線が乗り入れています。
家賃が手頃で乗換なしに市ヶ谷まで通学できる有楽町線のエリアを中心に探し、2月に地下鉄赤塚駅へ徒歩20分のアパートを契約しました。
通学時間の過ごし方
地方から来た人間にとって東京の通学体験はなかなかの冒険です。
最初の頃はどの車両に乗るのがいいか試していましたが、今はほぼ定位置(9両めの2~3番ドア)も決まりました。
朝の通学時間は意外と頭が冴えていて、プロジェクトテーマ(修士論文に当たる個人毎の研究テーマ)のすすめ方や課題レポートの内容を考える時間に使えることも判ってきました。
ひたすら思いついたことをつり革にぶら下がってメモします。
そして、混み合う電車や駅で、鞄の持ち方や通路の歩き方を工夫する都会人の何気ないスマートさにも感心します。
フィールドワークも!
法政の養成課程はMBA修了ももらえる経営大学院なので講義内容に応じてチームですすめるフィールドワークがあります。
テーマを決めていろいろな所へ出かけます。競合店巡りや商圏分析も重要です。
普通の東京観光では訪れない下町の中を、消費者行動を考えながら歩くのも地方から来た私には貴重な体験です。
そしてチームメンバー一体にプレゼンで他のチームと競い合いながら検討結果を発表します。
そんな盛りだくさんなプログラムが詰まっています。
せっかくなら夜間の授業も!
法政のイノベーションマネジメント研究科は夜のMBAコースもあって、養成課程(M特)学生も受講可能です。
魅力ある講義がたくさん有り、「せっかく勉強に専念する一年に」と思う私はいくつか受講しています。
イノベーションマネジメント科の先生方が週替わりでイノベーションについて語り、議論する科目もあって「こんな面白い講義を受けられるのも、今だけ」と思い、時を忘れる毎日です。
講義が終わって帰路につきます。
電車は朝ほど混まないので、偶然空いた席に座ったりすると「終点駅まで夢を見ながら小旅行」になってしまいます。
ここは気を許さず細心の注意が必要です。
夜の講義がある日はアパートに着くのが11時過ぎになるので、約1時間の通学は私にとってぎりぎりの距離だったかもしれません。
気になる進路
地方から診断士をめざし養成課程へ通う人にとって、修了後の進路と生活場所も悩み多き課題です。
修了後にコンサルをめざす私にとって東京の企業の多さは魅力に感じます。
地元に戻ってやっていけるのか、ひょっとすると修了後も東京で過ごした方がいいかもしれない、と思い先生方に相談しました。
意外にも、どの先生も「地方にも診断士が求められる仕事が有る」と言われます。
また、実際に法政イノマネのOB・OGがたくさん地方で活躍されています。
先日、広島で独立コンサルとして活躍されているOBの方を訪ねました。
法政に通われていた頃の話も交え、私のプロジェクトテーマの内容にも相談にのって頂きました。
本当に心強い限りです。
なんといっても人脈!
さらに診断士として仕事を見つけていくポイントもいろいろアドバイスをもらいました。
そのOBも「コンサルを求める企業はエリアに集中している訳ではない。地方だからできないということはない」とおっしゃっていました。
日本中で活躍されている方々とつながることも法政の大きな魅力です。
地方で診断士をめざしている方、養成課程で実践的なカリキュラムに没頭できる一年はきっと自信につながります。
そして、地元へ戻ってから次のステップにも法政の人脈が大きな助けになると思います。
まだまだ暑い日が続きます。
私も修了後を見据えながら養成課程後半戦を楽しみます。
明日も市ヶ谷駅の階段を駆け上がる正ちゃんでした。
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