はじめまして
みなさん、はじめまして!
ノブタカです
早速ですが・・・
「転んだ人を笑ってはいけない、彼は歩こうとしたのだ」
皆さんは、この言葉をご存知ですか?
失敗や挫折が続いていた私にとって、背中を押してくれた言葉です。
私はこの言葉を胸に、40歳で会社を退職し、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科(以下、法政)に入学し、中小企業診断士登録養成課程(以下、養成課程)にチャレンジしています。
このブログを見ている方の中にも、仕事でうまくいかないことや、失敗したことを乗り越えるために、中小企業診断士資格にチャレンジしている方もいるのではないでしょうか。
でも、新しいチャレンジが成功するのは、そう簡単ではないですよね。
私もそうでした。
チャレンジには失敗がつきものです。
何度も心が折れそうになることもあります
今回は、そんな失敗や挫折を乗り越えようとチャレンジを続けるあなたに向けて、諦めずに道を拓こう!というエールを送りたいと思います。
あなたのチャレンジの道のりに、法政の養成課程が一つの選択肢になれば幸いです
失敗と挫折1
ベンチャー企業にチャレンジも休職へ
今は法政に通学している身ですが、それ以前はというと、ほんの4年前(2019年)に比較的安定した会社からベンチャー企業に転職したばかりでした。
つまり、この4年間で「転職」、「コロナ禍」、「大学院入学」と環境が変わってきました。
4年前の転職は、大企業の出来上がったシステムの中でルールに従って働くよりも、不安定でも初めての経験ができる仕事にチャレンジしたいという想いで決めました。
決まったレールの上を沿うような仕事をしていても、はたして自分が成長していると言えるのか?という疑問が芽生えていたのです
もちろん大企業でも挑戦に意欲的な会社はあります。
ただ、私の勤めていた企業は、どちらかというと社内調整に時間を割いて、新しい仕事をしようという風土ではありませんでした。
そこで、創業から間もないベンチャー企業での仕事にチャレンジしたのです。
転職したベンチャー企業での仕事は、半年後の資金ショートを回避するために四苦八苦しながら事業の立ち上げに取り組むという挑戦的なものでした。
資金調達はもちろんのこと、経営管理体制も整備する必要があります。
そもそも事業自体が、これから製品を量産し、顧客を獲得していく段階だったので、何もかもが不安定でエキサイティングです。
しかしながら、2年ほど経った頃(2021年)に、不本意ながら体調を崩し、休職することになってしまいます。
一時的に、ただ寝ているだけの時間を過ごすことになりました。
今までできなかった経験を得られていたので、転職に後悔はなかったものの、無力感と挫折感の渦の中にいました
その一方で、何もできない時間が生まれたことで、幸いにもこれまでの経験を振り返る機会となりました。
少しずつ回復する中で、自分に足りないことや、やりたいこと、やる意義があることなど、キャリアの棚卸しを考える時間を得ました。
これまでの知識や経験を棚卸しするために、リハビリも兼ねて勉強してみよう。
MBAか、中小企業診断士か、悩んで考えた結果、手頃に始められそうだった中小企業診断士にチャレンジすることを決意しました。
休職中から中小企業診断士の勉強を始め、その後、休職復帰後も学習を続けていきました。
まさに転んだ状態から立ち上がって、もう一度歩いてみよう、という頃でした。
失敗と挫折2
中小企業診断士一次試験後の3連敗
休職から復帰したは良いものの、転職後のベンチャー企業の事業は相変わらず一進一退です。
毎週のように販売見通しの下方修正、資金難、いつまで持つか分からない・・・
仕事はそのような状況で進んでいきました。
その一方、中小企業診断士の勉強の方は、一次試験は休職した時間のおかげもあって通過。
しかし、二次試験は令和3年度と令和4年度で2年連続の不合格。
令和3年度にいたっては、他校ではありますが、養成課程にも不合格。
つまり、資格試験に関しては、2年間を費やして一次試験後に3連敗。
もはや転び続けて、一次試験合格の有効期間も切れるという崖っぷちです
ここで中小企業診断士試験から離れていく勉強仲間もいました。
それも一つの判断で良し悪しはありません。
私も、もちろん再び一次試験を受験すればいいだけですが、内心では一からの出直しに正直大きく悩みました。
一次試験ももう一度やれとなったら、そう簡単ではないですよね。
失敗と挫折3
事業の終息と、法政大学院への入学へ
そのように資格試験については後が無くなった状況の一方で、会社はさらに厳しい環境に陥っていきました。
打ち手が次第になくなっていく中で、ついに全社員を対象とした希望退職の募集が発表されます。
一層の経営難が目前に迫ってきます。
試験と転職によるチャレンジで何も残すことができなかったという結果となり、失敗と挫折を強く感じました。
この時、まさに万事休す
一方で、この時点では既に、中小企業診断士を取得する目的が、「キャリアを棚卸しして、自己啓発でスキルアップすること」から「将来の中小企業診断士としての独立すること」に変わっていました。
この希望退職のタイミングを活かして、もう一度養成課程にチャレンジしてみよう、と決めました。
オープンキャンパスに参加し、OBOGの方に相談に乗っていただき、いろんな方のお話を聞いていくうちに、法政の魅力に惹かれました。
『あなたのキャリアはここから「再始動」する』
『1年で10年の差をつける』
まさに、私が求めていたものでした。
そうして、受験を決意をし、幸いにして合格することができました。
これまで一緒に中小企業診断士試験を頑張ってきた勉強仲間、受験相談に乗っていただいたOBOGの方々、そして、このチャレンジと決断を理解してくれた家族のおかげでした。
改めて、資格試験を通じて繋がった方、応援してくれた方々に感謝を伝えたいと思います
「転んだ人を笑ってはいけない、
彼は歩こうとしたのだ。」
このように、私は何度もチャレンジしては、失敗と挫折を繰り返してきました。
チャレンジするたびに「やめた方がいい」という方もいますし、「やってみればいい」といってくれる方もいます。
でも、最後に決めるのは自分自身です。
私は本当に何回も転んできました。
そして、今のところ何ら成功もしていません。
それでも失敗がそのまま失敗に終わるわけではなく、新しいチャレンジにどんどん繋がっています。
そして何より、新しい出会いで色んな人と繋がり、素晴らしい仲間とのネットワークがどんどん広がっています(現在進行中)
仕事や試験で失敗が続くこと、うまくいかないことに悩むこともあります。
でも、チャレンジしなければ失敗もないかもしれませんが、成功もありません。
チャレンジを続けることでこそ道が拓けます。
失敗は悪いことではありません。
むしろ本当はやりたいことがあるのに諦めた時、チャレンジしない時に、初めて本当の失敗が決まります。
さて、はじめに「転んだ人を笑ってはいけない、彼は歩こうとしたのだ」という言葉を紹介しました。
実は、日本のイノベーション研究の第一人者でもある、法政大学院イノベーション・マネジメント研究科の米倉誠一郎先生のお言葉です。
法政では、そのような著名な先生の講義を受講することもできます
中小企業診断士を目指してチャレンジを続けている方には、ぜひ養成課程ってどんなところなのだろうと、興味を持って見てもらいたいと思います。
法政大学院イノベーション・マネジメント研究科のホームページからパンフレットをチェックしてみてください。
どのようなビジネススクールなのか、どのような先生がいるのか、どのような講義があるのか、ぜひご覧ください。
パンフレットは取り寄せることもできますよ。
そして、オープンキャンパスが始まったら、ぜひ参加してみることをオススメします。
独立中小企業診断士として活躍しているOBOGの話を聞ける貴重な機会があります。
養成課程までは考えていなくても、中小企業診断士の仕事に興味がある方にとってはきっと大きな価値があります。
最後は学校紹介になりましたが・・・
失敗や挫折に悩み、それでもチャレンジに踏み出そうという想いがあるなら、法政大学院のMBAと中小企業診断士の学習を通じて、「実践力」と「ネットワーク」を手に入れるチャレンジを、あなたも考えてみてはいかがでしょうか