こんにちは!法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科(法政イノマネ)の「わらじ」です。61歳にして、人生初のブログに挑戦させていただきます。
4月に入学してから早くも1ヶ月半が経ちました。毎日朝から18:30までみっちり講義を受け、その後はグループディスカッション、さらに遅くまで課題に没頭する……という、まさに「怒涛のような日々」を全力で駆け抜けています。体力的には非常にタフな毎日ですが、それ以上に、新しい知識や最高の仲間に囲まれ、これまでにない充実した時間を過ごしています。
ゴールデンウィークで一息つき、5月に入ると私たちの学びはさらにエキサイティングなフェーズへと突入しました。先生方による講義に加え、第一線で活躍する現役の経営者や、中小企業支援のプロフェッショナル、修了生の先輩をお招きした外部講師講義が行われました。
今回は、私たちが教室で体験した生々しいビジネスの空気感と、そこから得た「教科書を超えた気づきと感想」を、皆さんにお届けします!
大手コンビニエンスストア 商品企画室 マネージャー 阿部大地 様
コンビニ向け商品企画: 検討に検討を重ね、夜遅くまで進めた仲間との最高の実践
私たちにとって大きな経験となったのが、コンビニエンスストアに向けた新商品企画です。単に理論を学ぶだけではなく、全10コマ以上の講義、さらに授業時間外にもそれぞれの班が自主的に集まり、数え切れないほどのディスカッションを重ねてきました。
「どんな商品なら消費者の心に刺さるのか?」私たちは、商品企画者として深く悩みました。
アイデアを出し合うだけでなく、実際に試作を繰り返し、試食をしていただき、フィードバックを伺いながら、何度も企画をブラッシュアップしていきました。
迎えた本番のプレゼンテーションでは、実際にコンビニの商品企画室で活躍されている阿部様が審査員としてお越しになりました。実はこの方、私たち法政MBAの先輩にあたります。
各グループがこれまでに夜遅くまで検討に検討を重ね、知恵を絞り尽くした渾身の商品提案を行いました。プロの鋭い目による審査と、各チームへいただいたコメントの一つひとつには、商品企画のリアルな重みがありました。
ちなみに私のチームは2位を獲得。仲間と共に遅くまで残って議論し、壁にぶつかりながら一つの形に仕上げたプロセスがあったからこそ、大きな達成感と一体感を味わうことができました。机上の論理にとどまらず、商品企画の真の楽しさと厳しさを体得した、忘れられない経験となりました。
カーレントサービスグループ 代表取締役兼グループCEO 保坂高広 様
「事業構造変革とM&A」
SNS上で「M&Aの兄貴」としても知られる、保坂社長のご登壇です。 保坂社長は家業を継承し、MBAで学んだ知識を実戦の場で形にしてこられました。次々と戦略的なM&Aを実行し、売上を8年間で6倍にまで急成長させたという圧倒的な実績をお持ちの現役経営者です。
講義では、「M&Aをすることで、その会社の社員と顧客がどのようにハッピーになり、どんな夢を描けるのか」という熱いメッセージをいただき、どこまでも人を大切にする姿勢の重要性を学びました。M&Aとは冷徹に他社を支配下にするものではなく、共に働く仲間として生身の「人の幸せ」を背負うものなのだと、深く胸に刻まれるひとときとなりました。
株式会社日本政策金融公庫 新事業・スタートアップ支援室長 園田哲朗 様
「中小企業・スタートアップの資金調達・審査手法について」
私たち学生が将来、中小企業診断士になったならば、必ず直面するであろう「資金融資」の問題。その最前線におられる園田室長から直接お話を伺うことができたのは、大変ありがたく、貴重な機会となりました。
一般的に「金融機関の融資審査」と聞くと、決算書や事業計画書の数字を冷徹にチェックする……というイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、未来のイノベーションに挑むスタートアップ企業への融資において、過去の数字だけを見るのではなく、多角的な側面から事業の可能性を判断されているという「金融機関のリアルな視点や判断基準」について、より深く学ぶことができました。
株式会社ナカノアパレル 中野一憲 様
「サスティナブルなんて遠い話だった中小企業が中小企業診断士の伴走で挑んだ変革」
中野社長の就任時、現場は課題で手一杯でしたが、変革の契機は法政イノマネ卒業の先輩との出会いでした 。先輩は修士論文で同社を取り上げ、新たなサスティナブルな視点を提供 。中野社長は「これは他社との圧倒的な差別化になり、生き残る武器になる」と確信し、経営理念を一新して全社を巻き込みました。
今まで費用をかけ廃棄していた「裁断くず」のリサイクルでコストを資産に変換し、取得が極めて難しい国際認証「GOTS」をクリアして圧倒的な価値を確立したのです。
私たちが今、この教室で学んでいることの社会的価値の大きさと、自分たちの未来の可能性を確信し、深い感動を覚えました。
諏訪園哲哉 様(法政イノマネOB)
「現場に寄り添い、変革を起こすコンサルタントの本質」
私たちの目指すべき素晴らしい修了生OBの先輩からも直接お話を伺う機会がありました。宮崎を拠点にコンサルタントとして多方面で活躍をされている、諏訪園哲哉様です。諏訪園先輩は、フードビジネスの提案、大学講師、商店街組合の支援など、年々信頼と共に仕事の幅を広げられています。
先輩が卒業後から築いてこられた実際のビジネスへのプロセスと、最前線で体現してきたこの姿勢に触れ、私たちは自分たちが目指すべき姿をより一層強く、心に刻み込みました。
株式会社サクシード 代表取締役 水沼啓幸 様(法政イノマネOB)
「地域に根差したコンサルティングの実践論」
我が法政イノマネの卒業生(OB)であり、卒業後に起業し現在従業員19名の組織を率い、大学の客員教授もされている株式会社サクシードの水沼啓幸様です。
講義では、地域に密着して中小企業を支えるコンサルタントとしてのリアルな実践論をお話しいただきました。地域限定による効率化や、経営者の苦楽に寄り添う姿勢、周囲のステークホルダーへの配慮など、現場の最前線で実績を重ねてこられた先輩ならではの視点に、受講生一同が深く引き込まれました。
また、昨今の事業承継M&Aの本質や、インフレ時代をチャンスに変える捉え方など、時代を先見するお話も大変刺激的でした。
最後に:法政イノマネだからこそ得られる「一生モノの視点」
こうして現役経営者やプロフェッショナル、そして先輩方の卒業後の深い講義に触れるたび、私たちの思考の解像度は、入学前とは比べものにならないほど高くなっていることを実感します。ここ法政イノマネには、中小企業診断士の2次試験合格だけでは得られない、リアルな学びと圧倒的な実戦があります。そして何より、夜遅くまで同じ机で知恵を絞り、分かち合いながら、共に高い壁を乗り越えていく「最高の頼もしい仲間」がいます。
社会や誰かの挑戦を直接支える真の実力を身につけたいと考えている方がいれば、ぜひ法政イノマネの門を叩いてみてください。ここには、一生をかけて磨き続ける価値のある「本質的な視点と、生涯の財産となる頼もしい仲間」が待っています。皆さんとこの熱い学び舎でお会いできる日を、心から楽しみにしています!
次回は「ひい」さんです。お楽しみに!
(わらじ)
#法政大学 #イノベーション・マネジメント研究科 #中小企業診断士 #登録養成課程 #MBA #大学院 #履修登録 #プロジェクト #イノマネ #新入生


