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『・・・あるよ』
俺は、クローゼットの奥に隠していた衣装を取り出した
『コレ着ろ』
「わぁ~。アリスだよね?これ。可愛い♪」
青いワンピースと白いエプロンを広げ
鏡の前で体にあてる射花
『俺はよく知らねぇ。トワが作った』
(正確に言うと、“作らせた”だけどな)
「え!?トワくんが?材料なんて持ってないハズなのに」
(材料・・・気づいてねーか)
『見覚えねーか?その服の色』
「色?青い方??」
『そーだ』
しばらく頭上に“?”を飛ばしていた射花の脳裏に何かが浮かんだ
「あぁーーーー!!!」
(ふっ、思い出したか)
「まさか、あの時の青い布地?」
『他の服にしちまえば、もう気ぐるみは作れないだろ?』
「もう作る気は無いよ。作っても着てくれないんでしょ?」
『アタリマエだ!』
(冗談じゃねーよ・・・。そうだ、あのことも)
『ついでに言っとくけど、今後、赤とか茶色の布地も買って来るんじゃねーぞ!』
「そ・・・そんなことしないよ」
ぎくりとした様子の射花
(計画してたな、コイツ)
『とにかく、さっさと着替えろ。遅くなると船長に何言われるか』
「うん、わかった。そういえば・・・」
つづく
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あの日、ナギに取り上げられてしまった○○えもんの気ぐるみの材料
最終的に自分の衣装になりました
ピーターパン&ティンカーベルの
コンビになると思っていたトワ、ごめんよ