エネミー・オブ・アメリカ


1998年 アメリカ映画

監督 トニー・スコット

脚本 デビッド・マルコーニ

出演 ウィル・スミス

   ジーン・ハックマン


NSA(国家安全保障局)に監視され狙われた弁護士をウィル・スミスが演じています。「スノーデン」に似たような映画です!


⚫︎あらすじ


敏腕弁護士のロバート(ウィル・スミス)は、ある日、テロ防止法案を巡る殺人事件の決定的な証拠が収められたビデオテープを、何も知らぬまま偶然手にします


その事件は、国家安全保障局(NSA) の高官レイノルズが下院議員を暗殺した現場でした


証拠を隠滅したいNSAは、最新の監視システムを駆使し、ロバートの仕事、家庭、財産、そしてプライバシーまでもを瞬く間に奪い去り、彼を犯罪者に仕立て上げます


突然の状況に困惑するロバートでしたが、かつてNSAにいた謎の調査員ブリル(ジーン・ハックマン)の助けを借りて、自分が国から追われている真相を知ります


ロバートはブリルとともに、盗聴や監視網をくぐり抜け、国家を相手にした危険な反撃を開始します





⚫︎感想


ざっくり言うと、アメリカのNSAが人々を監視しているっていう映画です。


NSAは、宇宙ロケットのNASAではなく、国家安全保障局です。


それを知らないで見ると、私のように「NASAって宇宙開発だけじゃないんだ」なんて勘違いをしてしまいます!


この映画は、出だしが重要です。


ロバート(ウィル・スミス)は労働問題専門の弁護士で、イタリアンマフィアから暴力を受けた労働者を助けるため、マフィアが労組幹部と繋がっている証拠ビデオをマフィアに見せて揺さぶりをかけています。


その証拠ビデオの出どころは謎の人物ブリル???ロバートは過去の恋人の仲介でブリル(ジーン・ハックマン)からさまざまな情報を得ているようです。


NSAが人々の情報を監視することに反対する議員をNSAは殺害してしまいます。


その殺害現場を偶然に自然愛好家が設置して置いたカメラに映り込んでいたんです。


殺害映像を見て驚いた自然愛好家が新聞記者に連絡すると、すぐに通信が傍受され、ビデオテープを取り上げようとNSAが動き出します。


そのNSAに狙われた自然愛好家が、殺される寸前にロバートのバックにビデオテープを入れたんです。


最終的にロバートはFBIが監視しているマフィアの店に証拠ビデオがあると言って、NSAを連れて行き、マフィアとNSAを撃ち合いにさせるんです。


現在、私たちがスマホを持った時から既に全ての個人情報の漏えいは始まっているんでしょうね…



⚫︎ NSAは実際このようなことをしていますか?


2013年にエドワード・スノーデン氏によって暴露され、世界中に大きな衝撃を与えました。



PRISM(プリズム) という、GAFMなどの大手IT企業から、電子メール、チャット、写真、ビデオ、ファイル転送、ログイン履歴などのデータを直接収集するプログラムがあります。


「メールアドレスが一つあれば、大統領だろうと誰でも覗き見ることができた」とスノーデン氏は証言をしています。


衛星や携帯電話のネットワークを通じ、ターゲットをピンポイントで特定可能です。


よく人工衛星からのカメラで地上を走る車のナンバーを確認したり、顔認証を使って誰が何処にいるかを瞬時に見つける映画があります。


みーんな本当のことなんですね。