夜の大捜査線
1967年 アメリカ映画
監督 ノーマン・ジェイソン
脚本 スターリング・シリファント
出演 シドニー・ポワチエ
⚫︎あらすじ
ミシシッピ州の小さな町スパルタ。ある夜、富裕な実業家が殺される事件が起き、通りがかりの黒人男性が不審者として逮捕される
その黒人の名はヴァージル・ティッブス。なんと彼はフィラデルフィア警察の敏腕刑事で、殺人事件の専門家だった
誤認逮捕だとわかると、ティッブスはすぐ釈放されるが、被害者は町に工場を建てようとしていた重要人物だったことから、警察署長のギレスピーは殺人事件専門のティッブスの協力を、嫌々求めざるを得なくなる
南部の白人社会で、黒人刑事が捜査に加わることに町の人々は反発し、ギレスピー署長もティップスに偏見を持っていた
しかし、ティッブスの知性と冷静さ、優れた推理力によって捜査は進展
やがて、事件の背後にある町の闇や利権構造が明らかになっていく
⚫︎感想
アメリカ南部の“ひどい人種差別あるある”映画です。南部の白人たちは黒人は奴隷で、人権なんて無いと思っているんです。
知的な黒人デカ役は「招かれざる客」のシドニー・ポワチエ。今回も知的でクールでした。
ティッブスが黒人奴隷を使って綿花農場をしている白人にピンタされると、すかさずティップスは白人にビンタを返していました。
黒人に顔を叩かれるなんて思っていなかった街の権力者は「少し前なら撃ち殺していた」と言ってました。
当時のアメリカ南部の状況や、人種差別を描かれた作品ですが、原作が面白く、殺人事件の内容が推理小説のようで、最後には意外な犯人が現れます。
⚫︎綿花って思ってたより大きい!
南部の黒人たちは綿花を摘む作業をさせられていました。その綿花は手のひら大でした。
あまり綿花を見たことがないので、ピンポン玉より少し小さいくらいだと思ってましたが、テニスボールより少し小さいくらいに見えました。
南部の黒人たちはやがて北部ニューヨークのハーレムにも移り住み、白人相手に黒人音楽を聴かせる店「コットンクラブ」をつくります。コットンクラブの名は綿花からきた名だったんですね。
コットンクラブのスターたちを見てマイケル・ジャクソンの歌とダンスが生まれたそうです。
⚫︎最近ちょっとだけ思うこと
一部の韓国人はずっと日本を悪く言い、許すことはしません。歴史的に見ると、日本は朝鮮半島を植民地としていましたが、日本が戦争に敗れると、朝鮮半島は南をアメリカに、北をロシア(ソ連)に分割されてしまいました。
さらにさかのぼって歴史的に大きく世界を見ると、帝国主義時代にヨーロッパの白人が、インドを英国領に、香港も英国領になり、途中にあるアフリカ大陸、そして新しく発見したアメリカ大陸やオーストラリア大陸などが、次々と白人の植民地になっていきました。このままだと日本もヤバイと思ったというのは本当だったでしょう。
白人は、アメリカ大陸でインディアンを殺し、オーストラリア大陸ではアボリジニを殺しました。そして白人たちの国を作り、奴隷や労働力として黒人(アフリカ人)やアジア人をアメリカ大陸に輸入しました。
そんな奴隷たちが偉そうな口を聞くことに、我慢できない白人たちがいました。白人たちは賢くて、先住民の土地を奪ったり、奴隷のように働かせたりします。
そして統治しやすくするために内乱を起こさせたりもします。インドとパキスタンのように宗教戦争を起こさせて、その地域を一揆団結させないようにするのです。
もしかしたら韓国と日本もその術中にハマっているのかも?と思うことがあります。そう、日本、韓国、中国がアジアとしてまとまってしまうと、強い黄色人種の地域ができてしまうからです。


