RRR(アールアールアール)


2022年 インド映画

監督 S・S・ラージャマウリ

脚本 S・S・ラージャマウリ

出演 N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア

   ラーム・チャラン

   アーリヤー・バット



1920年の英国植民地時代のインドが舞台

英国軍にさらわれた少女を救うため立ち上がったビームと、大義のため英国政府の警察となったラーマの物語を描いた作品



⚫︎あらすじ



1つ目のR、STORY(物語の始まり)


南インドの森、イギリス軍の総督が狩を楽しむあいだ、総督の妻がインド人の女の子に手に描くアートをしてもらう


女の子を気に入った総督の妻は、これ(女の子)を暖炉に飾ると言って、連れ去ってしまう

(同じ人間だと思って無い…)


母が連れて行かないでと懇願すると、イギリス兵が銃で撃ち殺そうとする


イギリス総督は褐色人ごときに英国の銃弾がもったいないと、落ちていた丸太で母親の顔を一撃する



2つ目のR、FIRE(火)


場所が変わってデリー郊外、「インド人活動家を解放しろ」という大勢のインド人たちによる抗議デモが起きていた


その抗議デモの中にたった1人で飛び込んで行くイギリス軍支配下のインド人警官がいた


彼はデモ主謀者を逮捕して、たった1人でデモを鎮圧してしまった



3つ目のR、WATER(水)


デリー郊外の森に連れ去られた少女の部族の男があらわれた、その男は頭から血をかぶり、狼をおびき寄せていた、その血の匂いにつられて虎も出てきてしまう


イギリス軍は、信仰のある藩の長から、南インドの部族が総督を狙っているという情報を得る


少女を連れ去った総督の妻は「この問題を成し遂げた者を特別捜査官に昇進させる」と言う


その難問解決に手を挙げた男こそ、たった1人でデモを鎮圧した男だった


男は手始めに反英分子の集会に潜り込んで情報を集めることにする


反英分子の集会であやしい男と接触するが、警官とバレてしまい逃がしてしまう


その警官と部族の男は陸橋で起きた列車爆発事故の現場で出会い、1人の少年を救いだす


部族の少女を救いだすために来た男と、昇進のために部族の男を捕まえに来た男が、お互いを知らずに出会い友情が芽生える



そして英国人のパーティーでバカにされた2人のインド人はインドのダンス“ナートゥ”を見せつける…



⚫︎感想


RRRおもしろい!


主人公が2人いるんだけど、この2人がまぁ〜強い。そう、あのロープで橋から飛び降りる2人ラーマとビーム。


そんなこと絶対ムリ!ってことや、戦いにトラを使うなど、今まで見たこともない展開がある映画でした。これからインド映画ブームがきっとくると思います。


舞台はイギリスが支配するインド。インド人を人間だと思っていないイギリス人に対して反旗を翻す2人のインド人がラーマとビームなんです。


ラーマの父は爆弾を背負いイギリス軍に近付いたところで、ラーマに父を撃たせイギリス軍ごと吹き飛ばします。


ラーマは父から「どんな困難も乗り越えて自分のやるべき事をまっとうしなさい」と言われて育ちました。そのため“英国警官になり銃を持ち帰る”という使命と、“ビームとの友情”とで悩むんですねぇ…



主人公のラーマとビームは実在するインドの英雄です。


ラーマはインド中南東部で生まれイギリスの植民地支配に対抗して武装蜂起しましたが、イギリス軍に捕まり処刑されました。


ビームはイギリス領インドのハイデラバード藩王国の圧政に対して、ゴンド族の革命指導者となり何度も反乱を繰り返しましたが警官に殺されてしまいました。


この実在するインドの革命指導者と、インドに伝わるヒンドゥー神話の英雄を重ね合わせて物語はできています。


伝説の戦士ラーマは、インド神話最大の英雄の1人で黄金弓の使い手です。


ビーマは伝説の英雄です。一万頭の像に等しい腕力の持ち主だそうです。


そういえば、ラーマは弓を使っていましたし、ビーム(ビーマ)はラーマを担いだまま戦う怪力の持ち主でした。


一時期CMで流れていたダンス“ナートゥ”はほんの序盤で、そのあとからもっともっと面白くなる映画、おすすめです!


これからは確実にインドが来ますね。



インド映画おすすめはこちら

 ↓