ラウンダーズ


1998年 アメリカ映画

監督 ジョン・ダール

脚本 デヴィッド・レヴィーン

出演 マッド・デイモン

    (マイク 中央)

   エドワード・ノートン

    (ワーム 左手)

   グレッチェン・モル

    (ジョー 右手)



ラウンダーとはカードゲームでお金を稼ぐ人のこと、ポーカーの世界で生きる男たちを描いた作品です。


日本人は将棋、中国人は麻雀と言うようにアメリカ人はポーカーなんでしょうね。

たしかに夢をつかむには危険も覚悟しないと達成できないのかもしれません。



⚫︎あらすじ


勝負には鉄則がある

最初の30分でカモを見つけられなければ

自分がカモになる


生活のためのポーカーは

普通のビジネスと変わらない

冒険は避け 

手堅く勝っていけと

1時間に1度デカく勝つ

それが理想だ

勝てる確信があるときにだけ賭け

後は降りてチップを減らさない

そうやって僕は学費を稼いだ

しかし何か物足りない


そう言ってマイク(マッド・デイモン)は危険を承知でロシアンマフィアと繋がるテディKGBの店でポーカーをする。


リミット無しのテキサスフォールデムはポーカーの王様だ。


*テキサスフォールデム

ポーカーの一種

各プレイヤーごとに配られる2枚の手札と、コミュニティ・カードと呼ばれる全プレイヤー共通のカード(最大5枚)を組み合わせてプレーする。


勝負のカギはカードでは無く人間にある。


ポーカーの世界選手権もこのルールだ。


しかしマイクは勝負に負けた。



だから今は、真面目にバイトをして法科大学に通いながら彼女のジョーと同居暮らしをしている。


数ヶ月後、マイクは悪友のワーム(エドワード・ノートン)が出所するのを迎えに行く。


マイクは悪友ワームの誘いにのり再びポーカーに手を出すことに…


マイクとワームは直ぐに昔の感覚になりイカサマを使って儲けた。


イカサマを不道徳と思う人もいるが、

バカが大金を持つことこそが不道徳だ。

僕たちをテーブルに座らせた連中がマヌケなだけだ。


彼女のジョーはマイクにポーカーをやめるように忠告する。


そして大学の教授もマイクに忠告する。


私の家系は先祖代々ユダヤのラビだった

しかし13歳でラビになれないと悟った

神はいると思い込もうと努力した

しかしだめだった

法学を学び天職だと思った

私が神学校で最後に学んだのは

自分は自分でしかない

宿命からは逃れられないのだ


*ラビ=ユダヤ教の指導者


彼女のジョーからも見放されたマイクは再びポーカーをしにアトランティックシティに向かう。


ベガスには観光客目当てのラウンダーが集まっている。


観光客はカモにされ、ラウンダー同士は組んではいないが暗黙の了解が出来ている。


そう、ピラニアが共食いをしないのと同じ理屈だ


素人は無意識の仕草でわかる

手を口にやったり

タバコの吸い方でもわかる

強気に出ればハッタリ

静かなときは強い手が来ている

実に単純だ



マイクは1人になった部屋で88年のポーカー世界選手権のビデオを見る。


その大会でチャンピオンのジョニー・チャンは相手はブラフだと知ってた。


*ジョニー・チャン='87.'88のポーカー世界選手権チャンピオン


*ブラフ=ハッタリ、こけおどしのこと



ジョーが去ったことでポーカーを辞めていたマイクは、借金を負っているワームのために再びポーカーを始める。


順調にゲームに勝って稼いでいたが、ワームのイカサマがバレて2人は殴られ金も取り上げられてしまう。


ワームの保証人になっているマイクは、仕方なくロシアンマフィアのKGBに直接挑むことを選択するのだった。


ポーカーの師匠であるジョーイのもとを訪ねて言う、


夢をつかむには危険は承知だ

あんたには才能もチャンスもあったが

勇気が無かった


師匠のジョーイは言う


俺は勝利の快感など求めていない

家賃を払い妻や子供たちを養う

そのためにプレイする

生きるためだ

妻や子供のために

華やかな世界選手権への夢を捨てることも

ひとつの勇気だとは思わんか


借金の返済日を遅らすよう頼んでやるが

金を貸すことは出来ない

と言う


それに対してマイクは言う


実はジョニー・チャンに会った

そしてブラフでジョニー・チャンに勝った

世界チャンピオンにハッタリで勝った


そしてマイクはKGBに勝負を挑む…



⚫︎感想


ワーム、ミミズって言うあだ名の友達


悪友とは手を切れって言うことだな…


ワームとつるんでいるとロクなことにならない。


それにしてもマッド・デイモンは頭がいい役ばかりだな。


映画を観てポーカーの世界がほんの少しだけ分かった気がします。



⚫︎ポーカーのレイズとは


ポーカーの相手が10ドルで賭けてきた時に、相手よりも高い30ドルを賭けることをレイズ(上げる)といいます。


ポーカーは全員が同じ賭け金で無いといけないルールなので、ゲームを降りたくなければ30ドルに合わさなければいけません。


自分の手では勝ち目がないと思えばフォールドと言ってゲームを降ります。


相手が降りると賭け金の10ドルは自分のものになります。


ノーリミットホールデムは賭け金の上限やレイズの回数制限もありません。





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