Hello everyone!
スクールホームページの「生徒からの声」を更新しました。
生徒さんご本人が英語バージョンも書いてくださいました!感謝感激です
数年前にこちらのTOEIC(R)プライベートコースに通われていたShun’yaさん。
当初は仕事の後に大学院へ通いながらのスタートでしたが、受講目的も将来のヴィジョンも明確で、結論からいうと、こちらのコースを終了後は早々に目標を達成され、現在はご希望されていた英国を始めとする海外の方々と一緒に仕事をされています。
【Shun'yaさんのTOEICスコアの推移】
・IT企業入社時:TOEIC 400(リーディング200×2)
・スクール開始前:TOEIC 500(リーディング250×2)
・スクール修了時:TOEIC 730前後(リーディング&リスニング)
・スクール修了2年後:TOEIC 860(リーディング450&リスニング410)
・高度難聴(右耳約70dB、左耳110dB)
上記のとおり、以前はリスニングセクションは免除*で受験されていました。
*英検のようにリスニングセクションに字幕が付かないTOEIC(R)試験では、聴覚障害者の方はリーディングセクションのみの受験が可能です(もちろんリスニングセクションを受験しても構いません。多少の配慮はあります)。
リスニング免除で受験した場合、スコアはリーディングセクションのみのスコアになるため、満点でも(990点中半分の)495点止まりになってしまいますが、会社へ報告する際などは、だいたいの目安として「リーディングスコア×2=トータルスコア」で計算されることが多いです。
中には、リスニングセクションの方がスコアを取りやすいという判断で「リーディングスコア×1.2=リスニングスコア」とみなして計算している企業もありますが、個人的にはこちらのほうが妥当だと思います。
以前はリスニング免除で受験されていたShun'yaさんですが、「コツさえ覚えればリスニングにもチャレンジできるのでは?」と試してみたところ、新しい補聴器との相性も良く、リスニングスコアもどんどん伸びていきました。
もちろん聴者の方たちの聞こえ方とは異なりますが、Shun'yaさんはいつも努力を惜しまず、聞こえないところは知識で補ったり、何度も何度もやり直してご自身で英語特有のリズムやリスニングのコツを習得されていきました。
TOEIC(R)リスニング試験の可能性としてはこちらのブログをご参照ください:
理想的なスコアの伸びはShun'yaさんの努力のたまもの以外の何ものでもありません。以下、私なりにShun'yaさんについて振り返ってみました。スコアが速く伸びる方の多くは、実際にこれらのうちのいくつかを実践しています。
1、英語を勉強する目的と目標が明確
→英語を使って具体的に何をしたいのか、どこを目指すのかが明確なので、そこへ向かって計画的に学習を進めることができます。
2、英語で伝えたい自身の声や思いがある
→伝えたいという情熱が学習意欲を高めます。
3、忙しくても時間を作ってどこかで集中的に勉強する
→得手不得手にもよりますが、TOEIC(R)スコアを100点アップさせるには600~800時間程度を要します(750~800点あたりからはさらに倍程度の時間がかかります)。より速く、より効率的にスコアを上げるためには、覚悟を決めて一度どこかで集中的にまとまった時間を確保する必要があります。スクールの存在意義はこのあたりにあります(かなり時間を短縮できます)。
4、会話レッスンと並行して受講
→TOEIC(R)学習でインプットした知識を会話レッスンでアウトプットすることで実践につながります。TOEIC(R)スコアの伸びにもつながります。
5、日本語の強みと専門分野がある強み
→どの言語にもある種の共通点があるので、母語が堪能な方は外国語の上達もより速いです。さらに専門分野があることで言語活動にも深みが出ます。学問に限らず趣味などの専門分野でも構いません。
6、自己分析ができている
→一番目を背けがちなところですが、自分の失敗や弱点を顧みて、次に取り組むべきことをしっかりと把握しています。自分に合う勉強法もShun'yaさんは試行錯誤しながら上手に身につけていきました。
7、継続する
→どんな分野でもできる方ほど日々の努力と継続を大切にしています。特に外国語は継続が途切れると忘れやすい分野でもあるので、まさしく「継続は力なり」です。
8、生活を楽しむ
→勉強だけではなく、異文化や色々な人たちとの交流を楽しむことで継続にもつながります。
9、自己投資を惜しまない
→特に若い頃がんばって自分に投資してきたことは、その後の自分に還元されていきます。勉強に限らずですが、壁にぶつかったことが多い人ほど、困難に直面した時の耐性も強くなります。
以上、当時のShun'yaさんを思い出しながら書きました。
レッスン最終日に、「860点に到達したら連絡くださいね!」とお約束したのですが、予想をはるかに上回るスピードで到達され、連絡のメールをいただいた時には嬉しくて文字通り悲鳴をあげました。
受講中、学生時代の話なども伺いましたが、その頃から大変自立して生活されてきたようで、やはりがんばってきた方はどんな状況においても強いです。そして、ひたむきにがんばっていれば、必ず見ている人がいて手を差し伸べてくれます。
「生徒からの声」を読ませていただき、私も大変励みになりました。お忙しい中、快く執筆を引き受けてくださりありがとうございます。過去、現在、未来の生徒さんたちの大きな励みにもなります。
Wishing you all the best in your future endeavors!