1​​​​​​今日の表現:

 

◆I'd say (that) ... :「(私の考えでは)〜でしょうね。;私なら〜だと思います、〜するでしょう。」*はっきり断定しないで自分の意見を言う場合や、自分の意見や予測を控えめにまたは丁寧に伝える場合などに使われる表現です。"I'd ~."は"I would ~."の縮約形です。

 

A: Do you think we can still make it to the conference?(まだ会議に間に合うかなあ?)

B: I'd say it's already too late.((私の考えでは)時すでに遅しと、いうところでしょうか。)

 

A: How far is it from here to the airport by taxi?(ここから空港までタクシーでどのくらいでしょうか?)

B: It depends on the traffic, but I'd say it takes about one and a half hours.(交通状況にもよりますが、(私の見立てでは)1時間半くらいではないでしょうか。)

 

A: Which vocabulary book do you recommend most?(どの単語本が一番おすすめですか?)

B: I'd say ABC Word Book is one of the best.(ABC Word Bookがおすすめの一冊だと思います。)

 

 

昨日の「仮定法過去」のポイントとよく似ていますね。

 

昨日の例文の一つに、"If I were you, I wouldn't go there.(もし私があなたなら、そこへは行かないだろう。)"というのがありましたが、今日のI'd ~は文法的には昨日のI would(n't) ~の部分と同じように使われています。

 

"I'd say ~."は直訳すると「私なら〜と言うだろう」になりますが、自分の考えだけを"I will say ~."(私は〜と言う(つもりだ))とストレートに表現するよりも、wouldを使って「もし自分なら」と相手の気持ちもふまえながら話すことにより、押し付けがましくない控えめなニュアンスを表現することができます。

 

英語では丁寧に表現する際にwouldやcouldがたくさん使われるのはこのような理由があるからです。仮定法は「現在や過去の事実に反する仮定を表現する際」に使われるのみならず、こういった「もし〜なら」「私なら〜するでしょう」などの控えめな婉曲表現や敬語としても使われているのです。

 

 

 

 

OK! That's all for today! 

See you next time!

 

 

〜以下、ご参考までに/FYI〜

◆英単語を覚える時は、まずは自分が実際に使いそうな身の回りの単語から覚えて行くのが効率的です。実際に自分が話したり書いたりする時に使う語彙(使用語彙)と、聞いたり読んだりした時にわかれば良い語彙(理解語彙)に分けて覚えていくと効率的です。

 

 

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