それでも、それでも、という言葉が何度もループしていた。それでもできるというのならそれは本物なのだろう・・。でもあまりにいろんなことがはぐれいていて、噛み合うものなど何１つもない。そんな２人がまた一緒にいたと仮定したとしてもうまくとは到底思えなかった。
(どう考えても無理だよ。無理すぎる。無理ってものがありすぎる)
そうどう考えても無理なのだ、と俊也は深く悟った。それは鈴華が何故、自ら命を落としたのかという理由を考えたらそんな浅はかな考えは無茶苦茶でもあり、鈴華の気持ちを踏み躙るようなことでもあった。娘にとっても母親を失った理由の一つとしてあった存在の理由の女性と一緒になるなど、いつかその理由(わけ)を知る時がきた時は、ショックははかりしれないことでもあるし、父親を恨むのだろう。ひょっと愛那を恨むのかもしれないと考えると、誰も得をしない、それぞれが複雑な気持ちの中で生きていくことなど出来やしない。
自分だって、人を刺した父親の子供を娘と同じように可愛がることないだろう。きっと娘も愛那に反発するだろう。絶対に誰も幸せにならない。イバラの道でしかない。
(どうしてこんな風になってしまうのだろうか？) 俊也は自問自答をしてみた。
ーそんな愛などある訳ないー・・・かぁ〜
やはりまたあの事故のことを思い出している自分がいる。鈴華のことより、愛那のことなのか？やはり俊也にとって愛那とは別格な存在なのだと痛感する。好きとか嫌いとかいうものを超えている、存在。当たり前のような存在。鈴華の死より、愛那のことを気にしているなんてどうかしているな、俺。
本当は・・・本当は・・・鈴華のことは自分的には別に、そんなに・・・自分はその先の答えを考えると最低すぎると自分自身で思った。
そう、そんなにはそんなに好きではなかったんだ。あれは、鈴華が一方的だっただけなんだ。
心に隙があったんだ。今、鈴華にあるのは好きで失って辛いというよりかは、人間として酷かったな・・。
自分がいかに人間性にかけていたかということと、鈴華の父親に対しても申し訳ない気持ちだった。人間(ひと)としてまずかったと。
愛那は真夜中にこれから生まれてくる子供のことを考えると真っ黒な未来が待ち構えているように思えて、もっと早かったらおろせたのにと考えるほどに辛すぎる気持ちに囚われていた。
なんで、どうして、こんな風になってしまったのか？大人しく淡路島に帰って地味に俊也と交際を続けていたらこんな風にならなかったのだろうと思うとやるせなかった。あの頃は事故のこともあり、精神的に普通ではなかった。普通ではない時期に、普通でない男と知り合った。ただそれだけのことでもあった。
ズキズキズキ・・愛那は陣痛が酷くなっていった。
もうじき生まれてくる為に
愛那の中で動き回っている胎児をみると、この子さえいなければ、この子さえいなければ、私は晴れて自由なのに・・・という怨念のような気持ちになっていた。
(この子さえいなければ・・・生まれてきたって不幸だよ・・・)
愛那は男であろうと、女であろうと、幸せにならないことは明白だった。
不幸になる為に生まれてくるのか？とお腹の子に向かって問いかけてみたが、早く生まれてきたいといわんばかり、何も知らないこの子は生まれてくることを何よりも楽しみにしていると思うと何の罪もないのは一番この子なのだろうと思うとあまりに複雑な気持ちになった。
何の罪もないって一番酷い。
酷い運命を背負わせる訳にいかない。生まれてきても何の希望もないから余計に泣けてきた。
(この子を道連れに・・)愛那はそんな気持ちがよぎっていた。
p.s
最近、やばい。やばいのは食べすぎてやばい。
焼肉を夜に大量に食べてしまった。
節制どころか食べすぎで、、、やばい。
週に2回も夜焼肉食べすぎた💦
今月までは我慢だと決めていたのに、、、なんでこんなに食欲があるのだろう〜・・・。謎
2回とも焼肉たべたあと、スマホを見にいくが、、高すぎて新調はやめた。我慢、我慢。すごいなぁー。。本格的にカメラをやってみようと１億画素をみたりしていたが、やっぱり無理だ〜。
Androidに乗り換えるのも大変だし。。
今のやつで我慢するしかない。サムスンの6億画素のスマホも気になる(→開発中らしい)
時代を刻んでみたいといい、、5000万画素も１億画素も6億画素も、、きっと傍目からみてわからないだろう。
スマホの1億画素vs一眼レフ、、どっちがいいの？