第10部 ブルー・スウェアー 第13章 壊れた絆 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー
健一は茶碗に絵付けをしていた。愛那のことを心配に思いつつも平筆で絵付けをしていた。
<チャリン、チャリン、チャリン!>家の固定電話が鳴った。健一は顔を上げると筆をおいて電話にでた。
「はい、及川です」
「お父さん!!私、愛那!」
「えっ!?おまえ今、どこにいるだ!?」健一は慌てた声でいった。
「今、東京!」
「なんで戻ってこないんだ!!俊也君も心配しているんだ!」
「ごめん、お父さん、私、しばらく戻らないよ」
「どうしてだ!?何があったんだ!?」
「・・・あとで話すよ!」
「わかった。俊也君も心配しているよ!」
「・・・」
「何かいいにくいことでもあるのか?」
「またもう少ししたら家に帰る!」
「わかった。元気にしていることをわかっただけでもよかったよ」
「お父さん、ごめんね」
「おまえちゃんとご飯食べているか?もし何かあったらいいなさい。お前がご飯をきちんと食べて暮らしていたら俺はそれでいいんだから!」
「うん、ありがとう!!大丈夫、今のところ。あと一週間もしたら戻るから」
「あぁ、待っているよ。愛那・・・」
「何?」
「俊也君が心配しているから連絡してくれないか!?」健一は愛那の心のうちを探るようにいった。
「う、うん、わかった」
「お父さんからも連絡するけれど、おまえのことを誰よりも心配しているぞ」
「わかったわ!!連絡する」愛那は健一は何かを悟っているかのように感じていた。その何かは以心伝心で娘の<心変わり>というまだ口に出してはいない何かを感じとっているように思えてならなかった。愛那は健一に取り敢えずは自身の生存を伝えると少し安心したようにうなづいた。
愛那は真一の部屋に居候して3日が経っていた。この3日間はとりわけ何をするでもなく、ふらふらとしていた。向こうが何故か至せり、尽せりの3日間だった。血が逆流するような衝撃を受けたような、感覚は決して間違っていなかったのだと次第に確信を持つようになった。
(・・・ホントに運命の人なのかもしれない・・・) ここ数日にこの<運命の人>という言葉があるがまさにこのことではないかと愛那は実感するようになっていた。
(きっとこの人は運命の人なんだ・・・)愛那は漠然とそんなことを考えるようになっていた。
愛那はいろいろ至せり尽くせりなこの数日に少しでも恩返しができればという思いが募ってきていた。真一は仕事にいっていていなかった。愛那は今日はご飯を作って待とうと思うと、愛那はスーパーに向かっていた。ネットで近くのスーパーを調べて向かった。
こじんまりとした近所のスーパーで愛那はカートを押しながら買い物をしていた。携帯が鳴っていた。着信相手をみると<俊也>からだった。愛那は思わず手が止まった。きっと父から連絡がいったに違いない。今はまだ電話にでる気になれずにいた。
(ごめんなさい・・・)愛那は心の中で
声に出さない気持ちでひたすら謝っていた。俊也が誰よりも心配して心を砕いていることはわかっていたけれど、俊也の電話に出るとなると気持ちが重たくなって電話に出る手が止まってしまう。今の現状は俊也に対する背信そのものだった。余計に後ろめたさも加わって出たくない気持ちで塞がれてしまう。
(・・・ごめんなさい・・・)愛那は心の中でしっかり謝るとスマホをカバンの中にしまった。
愛那は食材コーナーで野菜などをキャリーカートの中に入れていると、再びスマホが鳴り響いた。愛那は俊也からだと思ってげんなりしてスマホを取り出すとその相手は俊也ではなくて、直美からだった。愛那は一瞬躊躇したけれど、電話にでた。
「もしもし!」
「愛那!?今、どこにいるの?」

p.s
物理に今は無理だなぁーと思いつつ狂おしいほど恋がれていたことがあり、、眠れなくなったり、恋こがれすぎて、休みがそのことだけを考えて1日がすぎたりすることもあった🤭でも何回考えても今は無理だよって思っていたのに、、一昨日、無理じゃなくて、無理しないで、できる方法が降りてきて、物理的に無理だと思っていていたことができる盲点をつく方法がわかって諦めずにすみそうで嬉しい😆これは「盲点」だった。
それも無理しないでできそうで、、、自分でない考えというか、普段の私なら考えつかない方法だったので、導きだと思いました♫あきらめないでね〜っていう・・・しかも、、ここ最近の悩み、、歯茎が下がりぎみ、、歯茎の治療したいと思いつつ、、高すぎる!!

前はシミソバカスをとるレーザーはサロンで何マンもすると言われていたのに今や3000円の家庭用レーザーでとれるから時代は変わったよね。家で下がり気味の歯茎を再生できるものを開発して欲しい(歯医者で治療するも物凄い高額!!びっくり)
でも今日、、あることを思いついた!!試すには浸透型ヒアルロン酸原液が必要になり、、、悩む。ネットでみたら2千円はする。実験にしては高い気が、、、失敗したら<ぱぁ〜>になる。失敗というより、、何も効果がなければ、、高いからなぁ。勇気いる。。でもこれで効果があったら、、と思うと。。前に先進医療の治療のものがクエン酸で治ったし〜・・・悩む。試す価値はあるのだろうか?失敗したら美容液として使えばいいのか?理論的には効果があるかもしれない💦とか。考えすぎかな?などなど。浸透型じゃなきゃ意味がない。理論的には正しい(・・・はず)...
もっと化粧品の成分とかいろんな成分についても勉強したい☆薬理とか。。

新作も完成して、、どーしようか迷い中。