第10部 ブルー・スウェアー 第3章 偶然の扉 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

「うぅっ」女は泣いていた。暗い部屋で浴びるようにウイスキー🥃を飲んでいた。女はガラステーブルの上で心が自分にないことを悟ったとき、大声で泣く事もなく、声を殺して、とにかく泣いた。迷宮に迷い込んだかのように暗い心の中で出口はまったく見えずにいた。

「ずっと一緒にいるって言っていたのに・・・こんなに簡単に約束を破るの?」女の手元には「blue  swaer」とタイトルが記された。

ーなんでもない君が好きだった

  何も取り柄もない  何も持っていない純粋な君が好きなのだ

blue  swaer  君に捧げる永遠の誓い

blue  swaer  青い誓いに嘘はない

見上げる空に虹🌈がかかっているよ・・ー

ー青い誓いに嘘はないー

女は意識が朦朧としていく意識の中で、電話をかけていた。

「もしもし・・マサキ・・」醒めたような声でいった。

「・・・あ、あ・・」

「はぁ・・・もう重たいお前とつきあってらんないよ!!」

ーねぇ、誰と話しているの?ー後ろから甘えるような声で他の女の声が聞こえてきていた。

「・・・愛してる」

「はぁ・・・もう電話切るぞ!!いたずら電話は大概にしろよ!」女は吐き捨てるようにいうと、電話をきった。女は受話器を握りしめたまま、永遠の眠りについていた。


♪ーなんでもない君が好きだった

  何も取り柄もない  何も持っていない純粋な君が好きなのだ

blue  swaer  君に捧げる永遠の誓い

blue  swaer  青い誓いに嘘はない

見上げる空に虹🌈がかかっているよ・・ー

奈緒は気がつくとこの歌が車のラジオから流れていた。この歌が流れてくると異常なほどに悲しい気持ちに囚われた。何故だろう?奈緒は気がつくと急ブレーキを踏んでいた。いきなり止まったから、後ろの車は驚き、窓から顔をだして、怒りを露わにした。

「てめぇ、危ねぇだろ!!なんで急に止まるんだろ?!なんなんだ!!ええ!」50代の男は慌てて車から顔をだすと、思いっきりクラクションを鳴らした。奈緒はそれでもハンドルを握りしめて、顔を伏せていた。男は怒りを押し殺すと、後ろをバックして、奈緒の車を追い越していた。車中の中の奈緒はハンドルを握りしめながら震えて泣いていた。


p.s

11月も後半なんて、信じられない😭あっという間。。時の流れは早い‼️

私はつくづくメンタルが弱い人だと最近思うんですよガーンメンタルが強くなりたいガーン

メンタルが弱すぎるえーん

何故なら、幸せな人をみると、とことん羨むからです😭私からみて幸せな人とは好きなことをとこんとんできる人です。羨ましいよぉ〜

妬みとは違って、、素直に羨ましい❣️と思ってしまう。。そうみえるだけなの、、という人もいますが、そうみえるだけでも羨ましいニヤニヤ

平凡とかではなくて、好きなことを何も考えず出来る事って羨ましい❣️毎日大好きなケーキを追求している人もいるし、大好きなキャンドルを追求している人もいるし、、生活に追われず、、とことん好きな趣味ができるって幸せな人です。


幸せな人は思いの他多いものだと気がつかされます。


ああいう風になりたいものです。毎日思う今日このごろ。私は何かをすると、何かが軋むのでいつも慎重に、慎重に・・・でも好きなこととこんと追求している人多い。はぁ〜...世界が違うと溜息。でも少しそういう世界にすこーし、足を踏み入れただけでも、、よかったのかも!!

「妬む」ことと「憧れ」は違うから。

素直に憧れたら、自分もいつかそうなるって信じているウインク


羨ましさを紛らわせるべくキャンドル作ろうかな?