第10部 ブルー・スウェアー 第3章 暗転 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー
「私ってそんなに魅力ないのかな?」奈緒は自嘲ぎみにいった。
「そんなことないですよ。ただ合わなかっただけですよ!」
「3年も付き合って、同棲までしたのに・・・愛情がそれでもなかったとしたら自分に魅力がなかったのよ。私の愛が重たかったのかな?今でも私は好きなのよね!あっという間に他の人に乗り換えるなんてね・・。別れを切り出される数ヶ月前は私と一緒にいる時はつまらなさそうな顔をしていた。あんまり何も気を使ってくれなかった。元々、そういう人なんだって思うようにしてた。でも別れるちょっと前に電話で明るく他の女性(ひと)と話してた。あぁ、笑えるんだぁってちょっと傷ついた。2人の記念日も何も興味もなさげだったのに、彼女に昇格する女友達の時は誕生日プレゼントを選んで買っていたり、その子が具合が悪くて入院した際はつききっりで看病してあげてたみたい。私の時はインフルで寝込んだ時は看病どころか風邪をうつすなって言わんばかりで近寄ってもこなかった。いつも私が彼に合わせて、尽くしてきても、あの彼が逆に尽くしてあげることが出来るなんてとても驚いたし、すごくショックだったな。自分の存在が彼にとってなんなのかすごく考えちゃった。彼にとって、所詮私って何でもなかったって思ったら、振られる事より悲しかった・・・。それでも必ず戻ってくるものだって、どんなに惨めであっても信じていたんだけれど、惨めったらしく、しがみついていたんだけれど、彼はもう振り返ることもなく去っていった。今でもホント未練がましいんだけれど、好きなんだよね。あの人の事が・・・」奈緒はまるで普段の淡々した姿からは想像もつかないほど弱々しい笑顔を浮かべた。
「きっと時間が解決してくれますよ!」愛那はしどろもどろに言葉を探していた。
「・・私、すごく弱い人間なんだ。今もホントはつらいんだ。気を紛らわすために、また教習所に通ったりしたり、いろいろやってみてもダメなんだよね。やっぱり気がつくとあの人の事ばかり考えてしまう」
「・・まだ時間が必要なんですよ!」
「でもわかっているんだ。一緒にいても幸せになれないことも!!」奈緒はビールをゴクゴク飲んでいた。まるで消えない残像を消したいと言わんばかりに。奈緒はテーブルの上にあるビールをもう一缶開けると、ゴクゴクとビールを飲んだ。愛那は奈緒が抱えている心の闇がわかり、何ともやるせない気持ちにさせられた。同時に自分の経験したことがなかったら、言葉を探してしまっていたけれど、愛那にとっては半分理解できないものでもあった。それは自分がいつも受け身で、男性に尽くした事など何もなかったし、こんなに尽くした挙句に捨てられて、それでも忘れられないといった経験がなかった。だからか、そこまで誰かを好きだと思ったことがなかったからこそ、そんな経験がなく、順調にやってきたことを内心、亡き母親に感謝しなきゃと思っていた。

p.s
今日はケーキ教室&石けん教室でした!@日本橋
朝から人身事故で間に合わないかも💦と焦りましたが、ジャスト1分すぎに着きましたえー今日はチョコレートムースとチェリーの🍒バターケーキレッスンの1回で2ホールケーキレッスンでした!


きゃー、ずっと気になり、3ヶ月くらい前からお願いしていたリクエストレッスンでした(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)


濃厚なチョコレートムースです(*'▽'*)すごい工程の多いケーキでした!

写真にはないのですが、キャラメリゼしたくるみとビスキュイが敷かれています❤️






きゃー、あまりに綺麗で感動しました!

そして、なんと今日はチェリー🍒をお酒でつけた、バターケーキもおまけで!




一応、ハート♥️型なのですが、私の粉のかけ方がわるかったみたいで、、💦綺麗なハートに見えないのですが、ハートのチェリー🍒バターケーキですラブ

ティータイムは、オペラのケーキでした!

上のチョコレート&オペラのケーキは先生が自分でつくられたそうです!!
緑色のチョコレートは柚子がいっぱい入っているチョコレートで、絶品でしたウインクこのあと、石けん教室へ!!次回、柚子とシアバターの石けんをアップしますおねがい(今日は写真が多いので、ケーキのみですが💦)

p.ps
2ホールも作ったということは、2ホール食べなきゃいけないんですよね!・・・ふ、と、る💦
チェリーのバターケーキは半ナマ菓子だから明日までになるべく食べてねぇ〜と言われていますので、今日、半分食べますびっくり