「・・・そういうのは、ちょっと」
「ええっ?そういう相手がいるの?」
「ええ、まぁ・・」愛那はぎこちなくうなづいた。
「なーんだ。つまんない。きっと真面目な人なのでしょうね」結衣は皮肉っぽい声でいった。
「・・・そうですね」愛那はぎこちなくうなづいた。
「よく考えてみたら、あなたと私はタイプがあまりに違うようね!」結衣はあまり乗り気に話したがらない愛那に少し苛立たしさを隠せないような表情(かお)でいった。
「・・・そうかもしれない!」
「あんたみたいな人って本当につまらないわ!」
「・・・」愛那は内心、ムッとしながらも大人な対応しおうとして我慢して閉口した。
「でも、これから一緒にやるんだから、仲良くやりましょうね!!」結衣は無理やり話をまとめるようにいった。
「・・・あっ、はい」愛那もその場を適当に取り繕うようにいった。
「じゃあ、今日はお付き合いいただきありがとうございます!」結衣はあきらかに乗りと性質(たち)が合わないと判断されたのか不機嫌そうに伝票を持つと会計に向かおうとしたが結衣は急に戻ってきて、ムッとした顔で戻ってきて、愛那を見下ろすように無表情でいった。
「今日は私が誘ったから私が払うわ!」そうぶっきらぼうに言い放つと結衣はお会計にむかった。
愛那はどうすることもなく、ただ黙って結衣をみていた。
(・・・確かに合わない気がする・・)
愛那は1人で不機嫌になって店を去っていった結衣を冷めた目でみていた。
(・・・変わった人・・・)
p.s
2日間も寝たのに、また眠い。すごい睡眠欲💦
もう少しでも今年も終わる。今年を表すと「大変」でした。心労が凄い。語り尽くせないほどいろんなことがあった。ワークショップは楽しかったのですが、それがなかったら、持たなかった。
あまりにいろいろあり、旧知の占い師になんでこんなに苦しいのぉ?っていったら今も心に残っている言葉が。。
「Yさん!(→私の名前)スポーツでも、何でもそうですが、一番苦しいのはゴールする時なんですよ。ゴールする時が一番苦しいんですよ。いろんな苦しい事がでてくるんですよ」
「何にゴールするというのですか?」
「小説はまだ書いているのですか?」
「ならば、何も問題はない。いっさい問題ない」と簡単にいわれ、びっくりしたのですが、、他の諸々の災いにも悩んでいたのですが、何も問題ないって言われて、、ええっ?ってびっくりしたのですが、、小説さえ書いていれば、どんな事があっても問題ないといわれた。
スポーツでも、何でもそうですが、一番苦しいのはゴールする時なんですよ。
最近、苦しいことがあった時にこの言葉を何度となく思い出してしまうのです。そうあってほしいという気持ちで。