みずほは栄養剤の点滴をみつめながら、もうじき栄養剤の点滴がなくなりかけてきていた。
(あと少しでなくなる。私のいのちはどうなるのだろう?)
みずほは窓の外を眺めると、もやぁーとした霧のようなものものが蜃気楼のようになって霞んで見えた。砂じりかしら?と思ってみてボヤーっとみていた。
コンコンッ
部屋をノックする音が聞こえて、ドアがゆっくりと開いた。みずほがゆっくりと入り口をみると、悠人がゆっくり入ってきた。みずほは慌てて起き上がろうとした。
「大丈夫?」悠人は起き上がろうするみずほの身を案じた。
「ええ。点滴がなくなるから、もう2時間は経っていますけれど、かなり絞られたんですか?」
「絞られたというより、俺が悪いんだよ。俺なんかの為に犠牲者を出してしまったから」悠人は自嘲気味にいった。
「・・・なんかあったんですか?」
「何なのだろう。君が警察に言ってくれたお陰で僕の命は助かったことは紛れもなく事実なんだけれど、それと引き換えにいろんな人が犠牲になった。君もそうだし、あいつまでさ。君がどうこうというより、俺は幸せになってはいけないような気がするんだよ」
「どうしてですか?どうして自分を責めるんですか?」
「あの事件から何か俺が悪いことをしたような気がしていた」
「別にあなたがという訳ではないけれど、あの事件からたしかに私の人生は変わったような気がしていたの」
「どうして、いなくなったんだ?あの事件のあと?」悠人はずっと胸の中にあったわだかまりを吐き出すようにいった。
「お父さんが亡くなったあと、借金があったの?担保にもっていかれたの」みずほは忌わしい記憶を消すようにいった。
「ホントなのか?」悠人は釈然としないというようにいった。
「父は連隊保証人になっていたの。それも愛人の?」
「ホントにそうなのか?」悠人は呆然としながらいった。
「どうしてあなたがそんな風にいうの?」みずほは不思議そうにいった。
「添田は、俺を誘拐した犯人は君の父親を恨んでいた」悠人は無表情でボソッといった。
「えっ?」みずほは寝耳に水といったように思わず首を傾げた。
p.s
暑いですねー😵昨日はお出かけの予定でしたが調子が思わしくなく、予定をキャンセルして、最低限の用事を済ませてからゆっくり散歩がてら歩いていました。今日もあまり体調が思わしくないのですが💦
昔、好きでよくきていたのですがめっきりこなくなったサ店のこのバタートーストは高いのですがとっても美味しいのですよ❤️
厚切りトーストのけっこう下までバターが染み込んでます。超ー美味しい







