第9部 幻(フレア) 第13章 偽りの花嫁 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

悠人はやるせない気持ちで俯きながら歩いていると、真波の父親・関根孝介が通りすぎた。

「君は蔵田君じゃないか?」関根は穏やかな笑顔で元気がない悠人に声をかけると、悠人はのろのろと顔を上げると孝介に気がつくと、取り繕うように急に作り笑顔を浮かべた。

「あっ、お父さん、どーも。お世話になっておりますっ」

「どうしたんだよ。こんなところで。今日はなんか用でもあったのかい?」

「えっ、まぁ・・・。ちょっと」悠人はおどろおどろ答えた。

「どんな用事なんだい?」関根は優しくいいながらも、突っ込んで聞いてきて少し悠人は戸惑い動揺した。

「あっ、こないだ来たとき忘れ物をしたみたいで、取りにきただけですよ」悠人は取り繕うように愛想笑いを浮かべた。

「そうか。忘れ物はあったのかい?」

「ええっ。お陰様で・・・」悠人はそういうと関根にぺこりとお辞儀をするとそそくさとその場を立ち去っていく姿を関根はなんとなしに見届け、孝介が歩いていくと、経理室のドアから眼鏡をいじりながら悠人の去っていく姿をじっーと眺めている永野に孝介は声をかけた。

「永野さん、どうかされましたか?」

「これは、これは、先生」永野は少しかしこまったような顔でいった。

「蔵田君がどうかされたのかな?忘れ物を取りにきたといっていたけれど・・」

「忘れ物?そんなもの取りにきていないですよ。別件できたのですよ」

「・・・別件って何のことかな?」関根が永野に問いかけると永野は少しバツが悪そうに顔をしかめた。


悠人はそそくさと病院から出ようとした時、一台のタクシーが目の前に止まりドアが開いた。悠人がタクシーを避けて通り過ぎようとした時だった。

「あらっ、悠人さんっ!」悠人は名前を呼ばれて思わず振り返ると真波が立っていた。


p.s

今日はずっーと、ドラマをみていて、見疲れたら昨日、作ったレアチーズで休憩❤️幸せ!!


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ドラマも何度みてもよいドラマ。忘れかけていた大切なことを思い知らせてくれるドラマ。コスメ熱やお菓子熱が下がり始めたら、急に執筆熱がじわじわと上がってきていて、、熱量のバランスはうまく出来ているなぁってつくづく思いました!今回みていたドラマは何回目かわからないほどみていて、今まで最後まで見きれなかったから、今回はゆっくり見ていますが、、、忘れていた人間のあるべき姿を思い起こさせてくれます。


人がよいとどうしても利用さらがちですが、このドラマはどんなに利用されても、罠に落とされても前向きに恨むことなく生きていく姿はただのお人好しなだけではなく強く生きていく姿をこれでもかっ!っていうくらい刻銘に刻んでくれる作品で超ー名作です。

こんな名作を書けるようになりたいよぉ〜☆

ホント幸せ〜☆
「偽果〜愛だけ〜」も深いものを描きたい!
この間、書いた得られた経験だけでは底が浅いのでたいしたスパイスではないことに気がついた。もっと深いものを描きたいですねっ。
愛の気狂いに深い人なんていないからね。幼稚で嫉妬深いのしかいないから、クオリティーが下がるよねぇ。

あの作品はホントすごいわぁ。
むかし、ある人がホントに深い人とというのは大人しい、知的な人に多いといっていた。だからホントいい人って実は大人しい人に多いっていってた。余計なことは言わない人とかね。

大人しい人って目立たないから、あまり良さがクローズアップされないからわかりずらいけれど、大人しくて知的な人というのが何かポイントになりそう。愛の気狂いなんて端役でよくなってきた。やはり、王道はまともでなくていけないってふと思った。
愛され力って可愛いとかキレイとかではなくてもっと内面的なものではないかと思った。

昔、ある男がいってました。女を選ぶ基準は
「抱けるか?抱けないか?」って(怖)
別にその男の人は容姿はいい人ではなかったのに、よくいうよなぁ〜って鳥肌がたち、びっくりしました。

もちろんそんなのは物語の端役ですが💦男も様々な品格がありますが、今、考えているんですよ。最高の男とはどんなものか?大人しさはポイントになります。

いま、必死に考えています。最高の男とは、、考えて、考えぬいていますっ!!

第10部   偽果〜愛だけ〜、、偽りだらけの世界に咲いた一輪の赤い花🌹は最高の作品にしたいんですっ!!過去最高の作品を作りたいんですっ!!
私にパワーを送って下さいっ。